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記事全文を読む→織田裕二「世界陸上」なんじゃそりゃな絶叫フレーズ史「何やってんだよ!」「妄想が止まりません」/スポーツ界を揺るがせた「あの大問題発言」
「ついでに帰ってきちゃいました」
9月13日に開幕した「東京2025世界陸上」に、あの男が大会スペシャルアンバサダーの肩書きで戻ってきた。織田裕二である。織田は1997年から2022年まで13大会連続で「世界陸上」のメインキャスターを担当。中井美穂との丁々発止のかけ合いが中継には欠かせない、「世界陸上の顔」的存在となっていた。
陸上を愛する織田の熱量と豊富な知識量が、解説者をタジタジにさせることがしばしば。反面、テンションの異常な高さから、つい口をついて出る正直すぎる本音が批判されることも少なくなかった。
2005年の世界陸上で銅メダルを獲得、2年後に挑んだ大阪大会で男子400メートル障害に挑んだのは為末大だった。だが、まさかの予選敗退に、織田は思わずこう叫んだ。
「何やってんだよ、タメ!」
スポーツ紙記者が苦笑いしながら語る。
「ほかにも男子3000メートル障害決勝に出場したケニアとモロッコの選手を見比べて、『顔見て、同じアフリカと思えないほど違うでしょう』と言ってみたり、女子3000メートル障害のアメリカの選手には『綺麗と3000メートル障害というギャップのすごさ、たまらない魅力です』。やり投げの選手に対しては『日本人(選手)の2人が若い。あとはおねえさんばかり』と言い放つ。ひと昔ならいざ知らず、容姿やプライバシーについて言及すること自体、よしとされないのに。依然として時代環境をアップデートできない織田の発言には哀しいかな、陸上大好きオヤジがテレビの前でひとり呟いている感が否めませんでした」
極め付きが、2022年7月に米オレゴンで行われた女子400メートルハードルの決勝。アメリカのシドニー・マクラフリン選手が世界新記録で金メダルを獲得すると、
「これ以上、やることないですよ。結婚しました、新婚です。もう、すぐ子供を産んじゃうんでしょうね」
と興奮気味。困った表情の中井が、
「どうなんでしょうかね。もう1回、そのレースを見ることにいたしましょう」
軽くスルーしてリプレー映像に誘導したのだが、織田はおかまいなし。
「妄想が止まりません」
と畳みかけた。
この競技とは全く関連性のない「問題発言」に、またも批判が巻き起こることになったのである。
確かに「地球に生まれてよかったー!」等々、織田にしか残せないキャッチーなフレーズは面白くはあるものの、再び東京大会で問題発言が飛び出さないか、主催者側はハラハラしているのではないか。
(山川敦司)
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