政治
Posted on 2025年09月16日 07:45

自民党総裁選「小泉進次郎は不出馬」ニセ情報2連発にウキウキワクワクした林芳正陣営のガッカリ感

2025年09月16日 07:45

 自民党総裁選は9月22日の告示前に事実上、小泉進次郎農水相と高市早苗前経済安保相の「2強」による争いとなっているが、出馬する茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保相には最初から、勝利の展望はないのか。

 永田町に一時流れた「小泉不出馬説」に小踊りしたのは林陣営だった。「不出馬説」はまず、朝日新聞の元政治担当編集委員で現在はTBSスペシャルコメンテーターの星浩氏によるものだった。9月8日の「news23」で、
「最初から出馬しない、ないしは決選投票の時に林さんと連携する道もあるのかな、というのも小泉さんの頭の片隅にある」
 と主張したからだ。

 さらに元共同通信政治部長で政治ジャーナリストの後藤謙次氏が、9月11日のTBSのCS番組でこう言った。
「小泉大臣が出ないという選択肢も残されている」
 これで林陣営は一層、ワクワクした。小泉氏が出馬せず林氏支持に回れば、林氏が当選する可能性が一気に高まるからだ。

 結果的に不出馬説は間違いで、小泉氏周辺は憤った。
「星さんと後藤さんはどこからガセをつかまされたのか。不出馬説なんて最初からない」

 意気消沈しているのは、こうしたの「誤報2連発」に踊らされた格好の林陣営だ。それでも陣営のひとりは、
「なんとか2位に入って決選投票に残り、今後につなげたい」
 と気持ちを入れ替えている。

 現在の情勢ではビリ争いを展開しそうなのが、茂木氏と小林氏だ。総裁選後に党内で発言力を確保するためにも「ビリは避けたい」というのは茂木、小林両陣営に共通するところ。

 勝ち目は最初からないといわれながらも、3陣営はそれぞれの事情で総裁選に臨むことになる。

(奈良原徹/政治ジャーナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    政治
    2026年04月26日 08:30

    3月から4月にかけて、地方などの首長選で自民党推薦候補が相次いで敗北している。高市内閣が依然として高い支持率を保つのに、だ。PR会社関係者が明かす。「4月12日の東京・練馬区長選では自民などが推薦し、小池百合子都知事も支援した前都議が圧勝す...

    記事全文を読む→
    社会
    2026年04月24日 11:30

    まさに「泣きっ面に蜂」である。ほかでもない、「後発地震」と「山林火災」と「クマ出没」という、未曽有の「三重苦」に見舞われている岩手県大槌町の被害実態だ。町民の心胆を寒からしめているコトの次第を、時系列に沿って追ってみると…。三陸のリアス式海...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    政治
    2026年04月29日 15:00

    中国で今、国防の要となるエリート科学者たちが、まるで示し合わせたかのように次々と謎の死を遂げている。公表されているだけでも、その数は9人。死亡者の年齢は26歳から68歳までと広いが、中国メディアやSNSでは「深夜の交通事故」など、その死亡原...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク