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記事全文を読む→自民党総裁選「小泉進次郎は不出馬」ニセ情報2連発にウキウキワクワクした林芳正陣営のガッカリ感
自民党総裁選は9月22日の告示前に事実上、小泉進次郎農水相と高市早苗前経済安保相の「2強」による争いとなっているが、出馬する茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、小林鷹之元経済安保相には最初から、勝利の展望はないのか。
永田町に一時流れた「小泉不出馬説」に小踊りしたのは林陣営だった。「不出馬説」はまず、朝日新聞の元政治担当編集委員で現在はTBSスペシャルコメンテーターの星浩氏によるものだった。9月8日の「news23」で、
「最初から出馬しない、ないしは決選投票の時に林さんと連携する道もあるのかな、というのも小泉さんの頭の片隅にある」
と主張したからだ。
さらに元共同通信政治部長で政治ジャーナリストの後藤謙次氏が、9月11日のTBSのCS番組でこう言った。
「小泉大臣が出ないという選択肢も残されている」
これで林陣営は一層、ワクワクした。小泉氏が出馬せず林氏支持に回れば、林氏が当選する可能性が一気に高まるからだ。
結果的に不出馬説は間違いで、小泉氏周辺は憤った。
「星さんと後藤さんはどこからガセをつかまされたのか。不出馬説なんて最初からない」
意気消沈しているのは、こうしたの「誤報2連発」に踊らされた格好の林陣営だ。それでも陣営のひとりは、
「なんとか2位に入って決選投票に残り、今後につなげたい」
と気持ちを入れ替えている。
現在の情勢ではビリ争いを展開しそうなのが、茂木氏と小林氏だ。総裁選後に党内で発言力を確保するためにも「ビリは避けたい」というのは茂木、小林両陣営に共通するところ。
勝ち目は最初からないといわれながらも、3陣営はそれぞれの事情で総裁選に臨むことになる。
(奈良原徹/政治ジャーナリスト)
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