社会
Posted on 2025年09月20日 18:01

悪名高き害獣たちを大変おいしゅういただきました(2)クマ肉赤身の歯ごたえに高揚

2025年09月20日 18:01

 あらためて害獣肉について調べると、シカ肉は高タンパクで低脂肪。乱れた食生活の中高年、本誌記者にはピッタリと言える。本命のクマ肉も一般的な牛や豚に比べて脂肪分が少なく、鉄分が豊富で貧血や冷え性の予防にも効果的。また、ビタミンB1が多く、食欲不振や疲労の改善まで期待できるという。夏が終わっても暑い日々が続く今こそ、ぜひ食べたくなるではないか。

 都内で害獣を探し、まず訪れたのは「焼ジビエ罠 手止メ 神田鍛冶町店」。シカ、イノシシ、キジのほか、仕入れによってクマの肉も、炭火で焼いて提供してくれる店だ。

 まず頂戴したのが、エゾシカ、ニホンジカ、イノシシの合い挽きつくね串。口の中でホロホロとほどけ、旨みが広がってゆく。続いてエゾシカのモモ。セロリ塩をかけていただくと、臭みはなく、家畜肉とまったく遜色ない食べやすさだ。返す刀で、ニホンジカのモモを山ワサビで。奈良では市議会議員のへずまりゅう氏が守るニホンジカだが、こちらも“立派な”害獣だ。エゾシカよりも少しばかり野性味があるが、山ワサビの刺激が上手にそれを消し去ってくれた。美味なり。

 さらにはイノシシのロースに手を伸ばし、辛みそを付けてパクリ。より野性味あふれる味わいだろうと勝手に思っていたが、意外にも臭みがない。おいしくいただいておいてナンだが、拍子抜けである。

 そして、本日は待望のヒグマも入荷していた。

 そのモモ肉は、白い脂身が見当たらないきれいな赤身。“食らう”にふさわしい生き物の肉。いざ口に入れると、決して硬くはないものの“食いちぎる”感覚を思い起こさせる歯ごたえに気分が高揚する。さらに、食いちぎった箇所からジワジワとにじみ出てくる旨み─。

「俺は今、肉を食らっているのだ。人間をも襲うというヒグマを食ってやっているのだ!」

 そう叫びたくなるほど、肉の味わいとともに、得も言われぬ充足感を味わったものである。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク