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記事全文を読む→競馬ファン爆笑!実況アナは泣き!珍馬名「ボクマダネムイヨ」目の覚めるぶっちぎりと「スモモモモモモモモ」の連勝街道
先週9月21日の阪神6R・新馬戦(ダート1800メートル)を勝ったボクマダネムイヨ(牡、栗東・東田厩舎)には笑わせられた。3番人気での出走だったが、馬名とは裏腹に、眠気など全く感じさせない力強い走りで、他馬を蹴散らしたのだ。これには関係者もビックリしたらしい。
西村淳也騎手はレース後に、こうコメントしている。
「4コーナーまで寝ていたので、最後は起きていい脚を使ってくれました」
スローでも折り合って進められたことを言っているのだろう。脚がたまっていたから、直線で爆発的な脚を使えたのだ。そこを見逃してはならない。
同馬の馬主は小田切光氏。オジサンオジサンやフクラムサイフなど、ユニークな馬名を付けることで知られる小田切有一氏のご子息だ。有一氏の「競馬ファンに馬の名前を覚えてもらいたい」という考え方に倣い、馬名を付けているという。有一氏は意図的に所有馬を減らしてきているので、これからはその代わりを光氏が担っていくことになりそうだ。
珍馬名とええば、浦和・小林真治厩舎のスモモモモモモモモ(牝7)を落とすわけにはいかない。デビューは2020年12月25日の大井・新馬戦(ダート1200メートル)だったが、道中でこの馬の名前がアナウンスされると、場内は大笑いだった。レースは9頭中8着に終わったが、実況アナウンサーは「舌がもつれそうだった」と。まさに実況泣かせだ。
スモモモモモモモモは翌年11月の大井で初勝利。その際にはテレビで取り上げられるほどだった。その後、2年半ほど勝てなかったが、2024年初めに浦和に移籍したことで一変。以降、同地で14戦4勝、2着2回、3着2回、着外6回と、堅実な走りを見せている。ここ2戦は新人の中山遥人が騎乗して連勝中だ。
芦毛の小柄な牝馬なので、人気はうなぎ昇り。パドックに現れると、スマホを握ったファンのシャッター音が鳴り響くだけでなく、厩舎にはファンレターが届くそうだ。ちなみに馬名の由来は「スモモも桃も桃」という言葉遊びからきている。
さて、今週のスプリンターズS(GⅠ、中山・芝1200メートル)について触れておこう。久しぶりに香港から刺客がやってきた。GⅠを4勝しているラッキースワイネス(騙7)だ。
6歳春に左前肢を骨折して1年休養。ターフに戻ってからは6着⇒4着⇒2着と勝ちきれないが、徐々に好調時の走りを取り戻しつつある。前走のクラス1ハンデ戦(シャティン、芝1200メートル)の1分7秒9は優秀な時計だ。人気はそれほどないが、穴をあけても不思議ではない。
(兜志郎/競馬ライター)
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