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記事全文を読む→三又又三の「社長、前借りいいですか?」〈「選挙と鬱」に学ぶ〉
元気ですか〜!(猪木風)。還暦ブレイクを本気で狙っている三又又三(58)です。
今回は少し趣向を変えて、ロングラン公開中の映画「選挙と鬱」について語りたいと思います。これは3年前、れいわ新選組から参院選に出馬した水道橋博士を追ったドキュメンタリーで、後輩の僕は全国遊説に帯同。政治にはほとんど触れず、歌謡ショーで街頭の聴衆をひたすら盛り上げまくったんです。
でもね、もともと僕は政治に無関心だし、支持する政党もない。出馬するって話を聞いた時は「ふ〜ん」って、どこか他人事でした。
ところがその後、水道橋博士のユーチューブの対談企画に映画評論家の町山智浩さんが登場してこんなことをおっしゃったんです。
「政治とか政党とかどうでもいいんだよ。水道橋博士さんが立候補する。仲間が応援する。それでいいじゃないか」
そこでいきなり町山さんが歌いだしたんです。「さあ、がんばろうぜ〜」って。
この歌詞がスーッと僕の中に入ってきて、腹を決めました。思想なんて関係ない。仲間を応援するのに理由はいらないだろうって。
これ、すごい大事なことだと思いませんか?
選挙戦に臨むにあたって、同じくチームに加わった映像作家の原田専門家がギターを弾けるというので、僕と2人で音楽ユニットを結成したんです。その名も「ザ・ペニバンズ」。セックス・ピストルズにも負けないインパクトでしょう。思いついた時はみんな「かっこいいじゃん!」と大絶賛。その勢いで、演説会場では歌いまくりましたよ。
「さあ、がんばろうぜ〜。博士は〜今日もどこかで♪ 不器用なこの日々と〜」
自然と聴衆から手拍子が起きて、ますます歌に熱が入っていったんです。
忘れられない“事件”が起きたのは大阪でのこと。その日は大勢の人が演説をする関係で、タイムテーブルを作るために、それぞれ登壇者の名前を紙に書いて渡すわけです。
〈ザ・ペニバンズ 三又又三 原田専門家〉
僕はこう書いたのに、登場するタイミングで、れいわ新選組の女性スタッフがこう読み上げたんです。
「続きましてザ・ペニスバンドのお2人です!」
ペニスバンドって、こっちが恥ずかしくなって、
「すいません、ペニバンズです。そんなにハッキリ言わないでください」
慌てて訂正する羽目になりましたよ。
そうそう、武田鉄矢さんのモノマネで「あんたが大将」を「麻生が大将」と替え歌にして大ウケしたこともありました。結局、僕がいちばん楽しんでいたのかもしれません。水道橋博士からは、
「お前だけだよ、カラオケだと思ってんのは」
なんて突っ込まれたり。
そもそもチームに選挙のプロがいないので、「あれは言っちゃダメ」とか、ルールなんてほぼなかったんです。「今日はどこに行こうか」なんて車を走らせて大阪城ホールに着いたら、ちょうどB'zのコンサートで、ファンの方がたくさんいるわけですよ。
「みなさ〜ん、こちらに来てくださいよ!」
呼び込みを始めて、即席の路上撮影会。「ウルトラソウル!」の掛け声でシャッターを押してもらってね。SNSで拡散されて、「三又! B'zを政治利用するな」と大炎上ですよ。
そして迎えた投開票日。深夜3時ごろに「当確」が出た時の喜びは今も忘れられません。よほど張り詰めていたんでしょうね。翌日には僕を含めてスタッフ全員が新型コロナを発症しましたから。
作品を観てもらえばわかりますが、物語はハッピーエンドではありません。でも、町山さんから「この映画の救いは三又又三さん」とお褒めの言葉を頂いた時はうれしかったな〜。映画を通して仲間を応援することの素晴らしさを感じ取ってくれたらうれしいです。
三又又三(みまた・またぞう)株式会社TAP所属のお笑い芸人。「踊る! さんま御殿!!」(日テレ系)、「志村けんのバカ殿様」(フジ系)等数々のバラエティーに出演。2023年より不動産会社に勤務し、芸人との二刀流で活動。今夏より漫才協会に入会。
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