政治
Posted on 2025年10月07日 10:15

どうする高市新総裁!? 公明党から突き付けられた「4つの踏み絵」に応じなければ「自公連立崩壊」の超深刻危機

2025年10月07日 10:15

 自民党の高市早苗新総裁が、連立を組む公明党から厳しい要求を突き付けられている。
 公明党を率いる斉藤鉄夫代表は10月4日、新総裁に選出されたばかりの高市氏と公明会館(東京都新宿区)で会談。この時、斉藤代表は高市新総裁に対して「4つの踏み絵」に応じるよう強く迫るとともに、応じない場合は「連立離脱」も辞さない考えを明らかにしたというのだ。

 会談後、記者団の取材に応じた斉藤代表は、
「自民党と連立の政策協議を行い、一致すれば連立政権ということになるが、今の段階ではなんとも申し上げることはできない」
 と述べた上で、踏み絵の具体的な内容を次のように明かした。

「靖国神社参拝については、これまで外交問題に発展しており、懸念を持っている」
「外国人を包摂し、意欲や能力のある方と社会を築いていくのは、日本にとって必須だ」
「与党が選挙で大敗した大きな原因のひとつに、やはり不記載の問題(自民党旧安倍派を中心とした裏金問題)がある。きちんとケジメをつけてほしい」
「日本維新の会の副首都構想や都構想を前提にした(連立拡大の)議論について、我々(公明党と創価学会)は非常に大きな疑問を持っている」

 要するに、高市新総裁がこれらの要求を飲まなければ、1999年10月以来26年間も続いてきた自公連立を白紙に戻すと、クギを刺したのだ。全国紙政治部記者が指摘する。
「高市新総裁は目下、一部野党との連立拡大協議を水面下で進めています。その矢先、公明党から鋭い横ヤリを入れられたのだから、事態は極めて深刻です。仮に公明党が連立離脱に踏み切れば、全ての前提が崩れ去ってしまいます」

 いきなり窮地に追い込まれた高市新総裁に、打開策はあるのか。政治部記者が続ける。
「維新との連立問題は別として、高市新総裁が靖国神社参拝問題、外国人受け入れ問題、そして裏金問題で妥協的な姿勢を示せば、これまで高市氏を支えてきた岩盤保守層は失望し、ソッポを向いてしまうでしょう。さりとて、公明党の要求も無下にはできない。たとえて言えば、二者択一の究極の選択を迫られている状況です」

 超タカ派で鳴らす自民党史上初の女性総裁は、ノッケから「踏み絵に応じても地獄」「応じなくても地獄」の大ジレンマ状態に追い込まれているのだ。

(石森巌/ジャーナリスト)

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