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記事全文を読む→CS連敗で始まる巨人の長い低迷期「背番号18番の後継者をさっさと探せ!」の悲鳴
巨人がクライマックスシリーズ・ファーストステージで連敗し、今シーズンが終了した。すると各スポーツメディアは「待ってました」と言わんばかりに、主砲・岡本和真の米球界挑戦の可能性や、オフの投手補強について報じている。
CS第2戦先発の戸郷翔征が初回にいきなり5失点した不甲斐なさを思うと投手の補強は必須だが、実績のあるベテラン投手の外部補強では解消されない問題がある。「エース不在」の現状だ。
「正確には、背番号18の後継者不在です。2リーグ制以降、巨人がエースナンバー不在の期間があったのは2回だけ。1984年に堀内恒夫が引退し、1986年に桑田真澄・現2軍監督が入団するまでの期間と、その桑田2軍監督の引退し、杉内俊哉・現投手チーフコーチが継承するまでの5年間です」(ベテラン記者)
その間のチーム成績を調べてみると、著しく悪いということはないのだが、「エース不在」は選手編成の根幹に影響してくる。18番を背負ってきた歴代エースは杉内コーチを除けば、生え抜きの右のオーバーハンド。スポーツメディアが報じていた外部補強の投手は、前田健太と、国内FA権を取得した中日・柳裕也、そして海外FA権の行使を明言している楽天・則本昂大。ともに「右のオーバーハンド」ではあるが、18番の前任者・菅野智之と入れ替わりで移籍してきた田中将大は、それを継承しなかった(あるいは、できなかった)。その流れからすると「新18番」が誕生するかどうかは、10月23日に迫ったドラフト会議の結果次第ではないだろうか。
「順調にいけば、来シーズン中に岡本は海外FA権を取得します。たとえ今オフの米球界挑戦が見送られたとしても、主砲流出は時間の問題。ドラフトでは打線の中核を任せられるスラッガーを指名すべきでしょう。創価大学の立石正広、スタンフォード大学の佐々木麟太郎らがいますが、指名重複は必至です」(前出・ベテラン記者)
背番号18か、それとも4番打者か。後継者選択で悩みそうだが、こんな見方もされている。菅野のいるボルティモア・アリオールズは、外部補強のベテランに長居をさせないチームである。
「オリオールズは育成重視のチームです。菅野は低迷するオリオールズにおいて実質的なエースでしたが、再契約はないとみるべき」(アメリカ人ライター)
菅野が帰還するならば、18番の後継者問題は先送りできる。ドラフト会議でも、ポスト岡本の指名に集中できるだろう。
「2軍では好投手が育っていますが、18番を継承するほどの勢いではありません。大学球界のスラッガーにしても、プロでいきなり通用する選手はごく僅か」(前出・ベテラン記者)
CSファーストステージ連敗は、チーム再建までの長い低迷期の始まりなのかもしれない。
(飯山満/スポーツライター)
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