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記事全文を読む→これが現実だ!「ネコの保険契約」補償割合30%ダウンで保険料60%超アップと「すごい重要事項説明書」
このコラムでは以前、ペットの保険について取り上げた。さらに踏み込んで書いてみたい。
我が家にいる猫3匹(上からガトー、クールボーイ、そうせき)はいずれも猫の保険に加入している。クールボーイとそうせきが入っているのは、SBIペット少額短期保険の「スタンダード・プラン70」。6歳になるクールボーイの保険料は月払1926円、3歳のそうせきは同1539円(いずれもクレジット決済)だ。
この保険内容は「支払事由」として治療費がかかった時の補償割合は70%で、免責の記載はなし。「保険金額」は1回の入院・通院につき、かかった治療費用の70%が支払われ、限度額は70万円だ。とてもわかりやすい。
問題はガトーの保険である。元々はペッツベスト少短という保険会社だったのが、アフラック少短、T&D保険グループのAll Right少短から、今度は同グループのペット&ファミリー損害保険に切り替わる(送られてきた封筒はAll Right少短、ペット&ファミリー損害保険など名称が混在していて、とてもわかりにくい)。その資料を春先から待っていて、ようやく送られてきた。
切り替わる保険の名称は「げんきナンバーわんスマート/プラン50」。猫を保険に入れようとしているから「わん」の2文字には「どうして?」と思ってしまう。猫より犬を重視か。まあ、中には犬の保険かと早とちり、誤解する人もいそうである。
それはよしとして「補償割合の主な違い」というペーパーを見たら、ちょっとビックリした。切り替え前契約と切り替え後契約の比較では「補償割合」は80%から50%に大幅ダウンする。30%の大幅な引き下げだ(保険年額の年間上限は変わらず50万円)。
次に免責金額を見ると、入院治療の場合は免責はなく、保険金額は治療費の50%だが、変わるのは通院治療。保険期間(年間)につき2万円だったのが、通院1日につき2万円とある。利用者は診てもらうたびに2万円を負担することになるようだ。
例えば下痢で1日通院し、治療費1万5000円を払った場合、免責が2万円なので、保険金は支払われない。おもちゃを誤飲して日帰り通院し、内視鏡で摘出手術した場合、仮に治療費が8万円だったとして「8万円ー2万円の50%」で、3万円が支払われる。
とにかくケースバイケースなのだが、実際に治療してもらい、いざ保険金をもらおうと思った時に意外に少ない、ということは十分に考えられる。
どの保険会社もそうだと思うが、「重要事項説明書」がすごい。まるで人間の保険並みに細かい取り決めが、これでもかとばかりにある。保険金を請求しても「保険金は支払われません。ちゃんと書いてあるでしょ」と言われそうだ。
「保険金をお支払いできない主な治療費」という説明は、実に細かい。契約者(飼い主)の自殺行為によるケガや病気だとか、精神障害や泥酔状態によるケガ、病気といった文言、自然災害によるケガ、病気なども列記されている。そこまで想定するのかと、驚くばかりだ。逆の見方をすれば、そういうケースで保険金を請求してくることがある、ということなのだろう。
感染症に関しても、保険金を払えない病気として、犬パルボウイルス症、犬レプトスピラ症、猫カリシウイルス症といった、聞いたこともない病名がズラリと並んでいる。そんな病気があるんだという気付きにはなるが、読んでいるうちに、我が家の猫が病気になっても保険金をもらえないかもしれない、と疑心暗鬼になってしまうほどだ。
さて、それでは保険料はどうなのか。「保険契約更新証」(期限は2025年12月31日午後12時まで)では月払い1890円になっている。それが3060円に。来年にはガトーの年齢が上がることもあるが、なんと60%超もアップするのだ。補償割合は30%ダウンするのに、保険料が60%以上もアップ!? それだけ保険会社の経営が大変、ということの裏返しなのだろうが。
クールボーイ、そうせきの保険も、ガトーの年齢になったらそれなりにアップしているだろうが、それにしても、一気に…の感は否めない。
では、ガトーを切り替わる保険に入れるか、他の2匹と同じSBIなどに入れるか。SBIでクールボーイ、そうせきと同じプランの場合、ガトーの保険料がいくらになるか聞いたら、3960円だった。条件がいい分だけ、保険料がかなり高くなる。ペット&ファミリーかSBIに変更するか、迷ってしまう。
(峯田淳/コラムニスト)
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