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記事全文を読む→「ユニクロ」水洗いできる薄型ダウン「高性能パフテック」がこの冬ちょうどいい
「ユニクロ」の秋冬ラインナップで存在感を急速に高めているのが、高性能中わたアウター「パフテック」だ。今季は展開数を24型に拡大し、店頭でも目立つ位置に並ぶ。背景には長年、主力としてきた「ウルトラライトダウン」から、徐々に軸足を移す戦略がある。
パフテックの強みは、水濡れや湿気に強いこと。ダウンが苦手とする雨天でもヘタりにくく、家庭で手洗いできる扱いやすさがある。さらに中わたが抜けにくく軽量で、デザインの自由度が高い。開発は約10年前にスタートし、シーズンごとに素材性能を向上させてきた結果、日常で着回せる冬アウターとしての完成度が高まった。
今季は「ユニクロU」「ユニクロ:シー」「JWアンダーソン」といったコラボシリーズでも複数のパフテック採用モデルが登場し、ファッション性の幅が広がった。前シーズンは一部店舗限定だったウルトラライトダウンのキルトパターンを採用したジャケット(11月6日まで期間限定、税込5990円)が全国展開され、ユーザーが手に取りやすくなっている。ブランドとしても、軽量アウターの主役をパフテックへとシフトさせる構えが鮮明だ。
一方で、ウルトラライトダウンは依然として人気が高いものの、あまりにも普及しすぎた結果、街で同じ服とすれ違う機会が多く、「人とかぶりやすい」という声が聞かれる。いわゆる「ユニバレ」を気にして別の選択肢を探す層がおり、その受け皿としてパフテックの注目度が上がっている側面がある。
似たタイプのアウターは各社が投入しており、競争は激しい。アウトドアブランドでは、パタゴニアの「ナノパフ」が定番。高い保温力とブランド価値は魅力だが、価格は2万円台が中心で、気軽に手を出しにくい。
ファストファッション領域ではワークマンが攻勢をかけているものの、日常のファッションに合わせるには、選べるデザインが限られる。そんな中、ユニクロは1万円以下で高機能・軽量・洗える、というバランスの良さで差をつけている。
最近は冬の気温が安定せず、都市生活では重厚なダウンがオーバースペックになることも。電車やビルの暖房が効く環境で、薄く軽いアウターは快適性が高く、こうした生活様式の変化もパフテック人気を後押ししている。
パフテックは今の暮らしに合った、使いやすい冬アウターとして広がっており、ユニクロのラインナップに新しい選択肢を加えている。今シーズンは従来の定番商品に加え、パフテックがどこまで支持を伸ばすのか。
(ケン高田)
アサ芸チョイス
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