スポーツ
Posted on 2025年11月11日 10:00

棚橋弘至「1・4引退試合の相手」決定までの「中邑真輔とのカードが幻に」「まさかのC案まであった」裏ドラマ!

2025年11月11日 10:00

 来年の1・4東京ドーム大会で引退試合を行う「新日本プロレス」棚橋弘至の対戦相手が、リングに金の雨を降らせる“レインメーカー”こと、オカダ・カズチカに決まった。
 
 11月8日の愛知・安城大会で、メインイベントの棚橋―Yuto‐Iceとの試合後、米プロレス団体「AWE」で活躍するオカダ・カズチカが外道と2人で電撃登場。引退試合に名乗りを上げ、大舞台での戦いが正式決定となった。

 昨年1月に退団するまで、オカダは新日本プロレスの絶対王者として君臨。暗黒期からV字回復するまでの最中、エースの棚橋とは何度も名勝負を繰り広げ、対戦相手として申し分なかった。

 とはいえ、ファンの間にあきらめきれないような思いが渦巻いているのが、棚橋と、彼の永遠のライバルで、米プロレス団体「WWE」を主戦場にする中邑真輔との引退マッチだ。何しろオカダとの対戦が決定した直後には、「中邑真輔」もトレンド入りするほど、期待は大きかった。

「当初、対戦相手として本命視されていたのは中邑だったんですが、新日本はAWEと提携していることもあり、ライバル視しているWWE側のゴーサインが出なかったようです。本来であれば、9月末に歌舞伎町シネシティ広場での公開記者会見や、11月4日に都内で会見を開いた時に、大々的に引退試合の相手を発表する予定もあったそうです」(格闘技ライター)
 
 交渉がもつれている、という情報はプロレス関係者の間にも広まっていた。安城大会後のバックステージで棚橋は、「若い選手を迎え撃つっていうのも(候補に)あったけど」と、裏話を明かしてもいた。実際、中邑、オカダもNGなら、「C案」として棚橋―若手も進められていたと、前出・格闘技ライターは解説する。

「多忙なオカダが引き受けてくれるかどうかもわからない状況下では、新日本の若手との引退試合が急浮上したそうです。ただ、そうなると今度は、誰がふさわしいのかという問題にブチ当たった。棚橋の功績が大きすぎるゆえ、棚橋本人も、ファンも納得する選手はいません。仮に引き受けても『後継者』のように扱われ、若手のレスラー人生を左右することになり、こちらも難航したのです」

 最終的にオカダ・カズチカという黄金カードに決まり、「終わりよければすべてよし」といったところか。

(海原牧人)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/11/11発売
    ■530円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク