エンタメ
Posted on 2025年11月13日 06:30

【歴史の深淵】明智光秀は「実は山形県人」だった「これだけの証拠」墓・安産祈願の行徳岩・白山神社の産湯の井戸…

2025年11月13日 06:30

 天正10年(1582年)、本能寺の変で主君・織田信長を討った明智光秀は、実に謎に包まれた人物だ。その後、豊臣秀吉との戦に敗れて「三日天下」で終わったが、遺骸は見つかっていない。生き延びて、のちに上野寛永寺を建立した天海僧正になり、徳川家康を支えた、という話も残っている。そして前半生も、よく分かっていない。
 根強く残るのはなんと、「光秀は東北人だった」というものだ。

 明智家は美濃の守護大名・土岐氏の支流だったといわれる。土岐氏は清和源氏の流れを汲み、明智家は室町時代に土岐氏が分割相続していた頃、一族の分家として誕生した。そのため、光秀も一時は土岐氏の姓を名乗っていた時期があったとされている。

 土岐氏の支流なら当然、現在の岐阜県出身だが、光秀の関連施設が多いのはなんと、山形県。光秀の墓「桔梗塚」まで存在しているのだ。墓だけならその後、生き延びて山形県にたどり着き、生涯を終えただけかもしれない。また、落ち延びる際に溺死したため、家来が遺品を故郷に持ち帰り、墓を建てたという説もある。

 いや、墓だけではない。山形県は光秀の生誕地として伝承される。山形市中洞地区にある白山神社には、そこで光秀の母が産湯を汲んだとされる井戸があるのだ。その近くの武蔵川には、母が身ごもった際に安産を祈願して「生まれる子が男の子なら、3日でよいから天下を取るような立派な子を授けてください」と祈ったと伝えられる「行徳岩」がある。

 これは母の里が山形だった公算が大きいだろう。さらに県内には美濃国守岐氏の最後の居館「大桑城」が現存する古城山がある。
 光秀が東北人ではなかったと、全面的に否定する根拠はない。当時の日本の中心は近畿や東海地方。その頃、東北人の光秀が謀反を起こしたのは、古来より中央政府に弾圧されてきた東北人のDNAがなせる仕業だったような気がする。

(道嶋慶)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    事件
    2026年09月21日 13:30

    沖縄県の新知事、古謝玄太氏の周辺がキナ臭くなっている。9月13日の沖縄県知事選では開票0%で当選確実が出たが、9月16日にX上で「浮島龍美」を名乗る人物が古謝氏の家族の通学先、関係先を特定、拡散。17日になってもネット上の愉快犯が浮島氏の投...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年09月23日 15:45

    長年、親しまれた「Suicaのペンギン」の後釜は、どのキャラになるのか。JR東日本が進める「Suica」の新キャラクター選びが、思わぬ波紋を広げている。現行のペンギンは2001年のサービス開始から、カードや駅の案内でおなじみの存在。今回の交...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク