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記事全文を読む→十両・三田「右ヒザの大ケガ」は3カ月休養で大丈夫か…有名整体師が「中途半端な治療は悪手」緊急警告!
角界のホープが力士人生を左右しかねない大ケガを負った。11月12日から大相撲九州場所を休場している十両・三田である。前日の十両・輝との取組による故障で、「右膝前十字靭帯(みぎひざぜんじゅうじじんたい)損傷で約3カ月の休養を要する」という診断書を提出していたのだ。
三田は昨年の秋場所に幕下最下位格付出デビューした大卒力士。近畿大学相撲部時代に国体成年個人ベスト8入りした前評判どおりに、得意の押し相撲で番付を駆け上がっていた。スポーツ紙デスクが振り返る。
「今年の名古屋場所で十両優勝していただけに、来年初場所の幕内デビューが本命視されていました。もともと23年12月の全日本相撲選手権大会で左ひざの前十字靭帯断裂、半月板損傷の大ケガをしましたが、手術とリハビリを経て入門しています。まさか、今度は右ひざをやってしまうとは…」
医師の診断書通りであれば、最短で来年春場所の復帰となるが、はたして治療期間としては適切なのか?
「3カ月の休業は短すぎると思います」
こう警鐘を鳴らすのは、これまでプロアスリートを競技復帰させてきた施術実績7万人超の整体師・湯山卓氏だ。
「前十字靭帯の損傷から本当の意味で回復するには、少なくとも半年~1年の期間が必要です。単に歩けるようになるレベルと競技に復帰できるレベルは全くの別物ですからね」(前出・湯山氏)
ひざの靱帯損傷の厄介なのは自然治癒しない点。筋肉と違って鍛えても強くならない組織なのだ。
「力士はアスリートの中でもひざの使い方が特殊。本来、縦に屈伸運動を繰り返すひざ関節ですが、力士の場合は取組中に100キロ超の加重が横から水平にもかかってしまいます。もしも損傷した状態で無理に靱帯を使い続けてしまうと、その一部が断裂してしまい、最悪の場合は断裂が全体に広がってしまう可能性もあります」(前出・湯山氏)
もっとも、大相撲は番付社会。休場が重なると番付がどんどん下がってしまう。それだけに、「力士人生の致命傷」という名の“爆弾”を抱えながら復帰してしまうケースが後を絶たない。
「最先端の医療や科学が浸透したプロスポーツ界と大相撲は逆行しているように感じます。プロ野球やJリーグの選手なら、チーム主導でしっかりリハビリ期間を設けます。将来のあるプロスペクト(有望株)ならなおさら。ところが、相撲の場合は『ケガは稽古で治す』という言葉があるように、ケガと付き合いながら相撲を取ることが半ば当たり前になっているフシがあります。三田関の場合も長く現役を続けるために、痛み止めやサポーターでごまかすような中途半端な治療は“悪手”です。きちんと手術とリハビリを経て復帰するべきでしょう」(前出・湯山氏)
今場所前に引退した北陣親方(元小結・遠藤)も両ひざの古傷に悩まされた1人。完治させていれば、関脇、大関とさらなる番付の高みに上れただろう。将来のある三田も治療に専念することが遠回りにはならないはずだが…。
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