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記事全文を読む→衝突事故は日常茶飯事!鉄道・駅にクマが出没しまくる激ヤバ実態と「危ない秘境駅」
今年4月から10月の死傷者数が196人と、過去最悪ペースとなっている全国クマ被害。出没件数は今年度上半期だけで2024年度(2万513件)を上回る2万972件を記録し、秋田県の複数の自治体では、自衛隊が出動する由々しき事態となっている。
線路上や駅周辺といった鉄道関連施設での目撃情報も多く、11月だけでも1日に三陸鉄道で最も利用客の多い宮古駅(岩手県宮古市)近くの線路上にツキノワグマ、3日には1日22本の特急が停車するJR石勝線の新得駅(北海道新得町)の構内近くにヒグマが出没。さらに9日にはJR只見線の新鶴駅(福島県美里町)のホームで子グマが目撃されている(写真は今年3月に廃止される前の、JR宗谷本線・雄信内駅とクマの貼り紙)。
だがこれらはあくまで、ほんの一部だ。あまり知られていないが、鉄道関連施設では例年、多くのクマが目撃されており、山間部を走る路線で列車との衝突事故が起きることは決して珍しくない。
JR北海道の統計によると、2023年度の道内でのヒグマ発見件数は71件で、うち52件が列車との接触だった。岩手・秋田・青森のJR東日本盛岡支社管内では、同年度の目撃件数(173件、うち衝突接触67件)が過去5年間と比べて、ほぼ倍となっている。
冬眠前のこの時期のクマは活発で、特に今年はエサとなるドングリが凶作。新得や宮古といった地域内では大きな駅の近くにも現れていることを考えると、山間部の秘境駅はクマ遭遇リスクが高いと言わざるをえない。実際に「クマ注意」のポスターを見かける駅があり、JR宗谷本線の糠南駅(北海道幌延町)のように、駅周辺の「熊出没マップ」が置かれてあるところも。

クマはドアや窓ガラスを突き破って建物内に侵入することがあり、駅やその周辺に人がほとんどいない無人の秘境駅で遭遇してしまうと、かなり危険な状況になりかねない。今のところ、秘境駅でクマに襲われた者が出たとの話は聞かないが、もはや笑いことでは済まされないレベルだ。
最寄り駅が秘境駅という住民は列車を利用する際、駅まで車で送ってもらうケースが多いにせよ、出発ギリギリに駅に行く、または車の中で待つ、などの対策を取った方がいいだろう。
一方で、秘境駅巡りをする鉄道ファンは、クマが活発な時期に訪れるのは避けた方がいい。何かあってからでは遅いのだ。
(高島昌俊)
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