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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈アドマイヤテラが大幅良化〉
秋競馬の掉尾を飾るのがジャパンカップ。質が高くなった日本馬がこれ見よがしのパフォーマンスを披露する機会が多くなり、それにともない、遠征してくる外国勢の出走が少なくなった。第1回から取材、観戦している筆者にとって、そのあたりは複雑な気持ちにならざるをえない。
それはともかく、今年も我が日本勢の顔ぶれはすごい。ダービー馬のクロワデュノール、タスティエーラ、ダノンデサイルのほか、ジャスティンパレス(天皇賞・春)、ドゥレッツァ(菊花賞)、ブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯)、マスカレードボール(天皇賞・秋)など、錚々たる面々。
対して外国勢は、カランダガン(フランス)のみ。ただ、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSなど目下GⅠ3連勝中のツワモノで、肩書はとにかくすごい。ローテーション的にも無理はなく、侮れない存在だ。このところ劣勢気味の招待馬ではあるが、入国後、どのように調整され、体調を整えるのか、つぶさに見ていきたい。
まずは過去のデータを見てみよう。
02年に馬単が導入されて以降、これまでの23年間、その馬単での万馬券は4回(馬連は2回)。この間、1、2番人気馬によるワンツー決着は4回だが、16年から9年連続で馬単万馬券は出ておらず、比較的人気サイドの堅い決着になることが多い。
年齢的には4歳馬が最も活躍しており、生きのいい3歳馬と5歳馬がそれに続く形。6歳以上は過去23年間で1勝(2着1回) のみ。古豪の実績をうのみにすべきではないようだ。
あとは牝馬の活躍も目立っているが、今年はジェンティルドンナやアーモンドアイといった傑出馬はおらず、ブレイディヴェーグのみ。3歳時にエリザベス女王杯を勝っているが、古馬になって少し精彩を欠いているのが現状。ただ、状態は決して悪くない。牡馬勢にどう挑むのかも注目だ。
いろいろ考慮したうえで、最も期待を寄せたいのは、アドマイヤテラだ。GⅠでの実績は菊花賞の3着のみだが、まだキャリアが浅く、伸び盛りであることが魅力である。
前走の京都大賞典は4着とイマイチだったとはいえ、4カ月ぶりの実戦で、まだ完調にひと息の状態だった。それでいて勝ち馬とはコンマ3秒差。変わり身は十分見込めるはずだ。
実際、休み明けを一度使われて状態は大幅良化。中間の稽古内容も実によくなっている。
友道調教師も「ここにきて、たくましくなったのがいい。思いどおりの稽古が積めている」と、順調ぶりを強調している。
近親、一族にディープインパクトなど活躍馬が多くる血筋。目黒記念(東京芝2500メートル)を勝っているように、東京の2400メートルの舞台は合っている。他馬と比べて評価がやや低いところも、穴党にとっては好都合だ。
穴中の穴は、前記したブレイディヴェーグ。前走の天皇賞・秋は10着に敗れたものの、勝ち馬とはコンマ5秒差。出遅れとスローペースが災いしたもので、巻き返しは可能である。
血統的にもミッキークイーン(オークス、秋華賞)が近親にいる良血馬。一発があっていい。
翌週、中京で行われるチャンピオンズCは、ジャパンCとは趣が異なり、人気サイドで決まりづらいダートGⅠ。6歳馬の活躍も目立っているが、最も狙ってみたいのは、4歳馬のラムジェットだ。
去年の東京ダービー(大井)以来、勝ち鞍はないが、ここにきて本来の姿を取り戻したようで、活気が出てきた。中京は2戦2勝と得意にしている舞台。中間の状態も良好で、勝ち負けとみた。
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