スポーツ
Posted on 2025年11月26日 14:00

小園海斗「ベストナイン漏れ」で始まる広島カープ「まさかの守備暗黒時代」

2025年11月26日 14:00

 今年のプロ野球ベストナインが発表された。セ・リーグではゴールデングラブ賞と同様、阪神から大量7人が選出。投手、捕手、一塁手、二塁手、三塁手と阪神勢が占拠するダイヤモンドにおいて唯一、違うユニフォームはショートのポジション。今季132試合でショートを守り、最後まで首位打者のタイトル争いを繰り広げた巨人・泉口友汰だ。

 その泉口選出に関しては、
「広島・小園海斗への投票が伸びませんでした。泉口の投票数の半分以下に終わったことには驚きましたね」(在京球団スタッフ)
 泉口は198票、小園は76票だった。

 今季の小園はチーム事情により、序盤戦はセカンドを守り、シーズン中盤までは主にサードで出場していた。ショートの守備に就いたのは50試合だけで、
「失策はありましたが、内野ならどこでも守れる器用さを見せてくれたから、新井貴浩監督はやりくりができたんだと思います」(前出・在京球団スタッフ)

 小園はセ・リーグ首位打者であり、最多安打の部門でも2位だった。バットでもチームに貢献しているので、ベストナインにその名前がないのは「寂しい」のひと言だ。
「シーズン終盤、サードのスタメンで出場していた佐々木泰、首脳陣が期待している若手の内田湘大、内野手兼任になる坂倉将吾もいます。サードは小園を加えた激戦区になるかもしれません」(広島メディア関係者)

 後半戦は打撃不振でベンチスタートとなった矢野雅哉も、このままでは終わらないだろう。ショートが矢野との競争となれば、その影響はセカンドの菊池涼介に及ぶ。
「広島の内野布陣が大きく入れ替わる可能性が出てきましたね」(前出・広島メディア関係者)

 守備によるチーム崩壊というと、前年の「失策数リーグ最少」からワーストに転落した巨人が思い浮かぶ。しかし広島も2024年、リーグで2番目に少ない「失策66」から、今季は5位の「75」に転落している。こちらもレギュラーを固定できなかったことによる守備の不慣れが原因であり、内野陣の総入れ替えとなれば、守備面では苦しい状況が続くだろう。
 小園のベストナイン漏れは「守備暗黒時代」の幕開けかもしれない。

(飯山満/スポーツライター)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月08日 07:00

    40年の歴史に幕を下ろした「アッコにおまかせ!」(TBS系)の後継番組が始まったが、MCに上田晋也(くりぃむしちゅー)を据えての情報番組「上田晋也のサンデーQ」だと聞いた時、「今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)はどうなるんだろう」くら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年04月09日 13:00

    4月8日のDeNA戦。それは延長10回のリリーフ登板ではあったものの、ようやくプロ8年目での初勝利だった。中日・根尾昂が投手に専念して、5年目で摑んだ白星である。根尾を祝福する声は多く聞かれたが、心配なのは「チームの悪い流れ」だ。この日の先...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月10日 07:00

    本拠地でのパイレーツ戦(日本時間4月11日)に今季3度目の先発登板が予定されている今永昇太の復活のカギは、球速アップだという。15勝した一昨年に比べ、昨年はシーズン後半に打ち込まれるシーンが続いた。そのことで契約の見直しがあり、一度はFAと...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク