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記事全文を読む→甲子園球場「外野本塁打テラス席」要望に阪神・掛布雅之OB会長が明かした「賛成の条件」と「球団だけで決められない」事情
大山悠輔が球団に訴えた甲子園球場の「外野テラス席設置」はかなうのか。契約更改交渉の席で数年前から「ホームランゾーンを設けてほしい」と要望してきたことを明かした一件だ。
昨年オフには佐藤輝明も同様の要望を持っていたが、かつて甲子園に存在していた「ラッキーゾーン」のようなエリアの復活を求める声は根強くある。
甲子園はライトからレフトに吹く名物「浜風」の影響で、左打者が引っ張った打球は押し戻される。右打者にとっても逆方向に打った打球が失速するため、本塁打が出にくいことで知られている。事実、今季の甲子園で生まれた本塁打は、わずか38本だった。
大山の要望について、阪神・掛布雅之OB会長が12月6日の「ベースボールパーク」(MBSラジオ)で言及。
阪神ファンのNMB48・川上千尋と平山真衣がゲスト出演したのだが、平山からラッキーゾーン復活についてどう思うかと問われた掛布氏は、キッパリと言った。
「僕は作ってもいいと思います。ライトだけ。浜風があるんで。ライトの打球って、すごく浜風に押されますので」
掛布氏は現役時代、ブレイザー監督が球団にレフトのラッキーゾーンを外すよう要望したことがあったと振り返り、
「春夏の高校野球があるので、難しいんですよ。大山も却下されていましたけど、これは球団としてやってあげたいいんだけども、高野連だとかいろんな絡みがあるので、プロだけでは変えられない。5点6点の打ち合いの勝負を見たいファンが多いのであれば、僕はファンの要望でテラス席を作った方がいいと思う」
近年のプロ野球は本塁打が減少傾向にあり、複数の球団が球場を改修。2013年の楽天のKスタ宮城(現・楽天モバイルパーク)を皮切りに、2015年にはソフトバンクのペイペイドーム(現・みずほペイペイドーム)が外野フェンス前に座席を新設。2019年にはロッテのZOZOマリンスタジアムがテラス席を作った。 来年には中日のバンテリンドームナゴヤにも、テラス席が作られる。
この流れを踏まえると、甲子園のテラス席設置論争は、今後も繰り返されそうである。
(鈴木十朗)
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