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新庄剛志監督の「勝てるチーム作り」により、優勝争いを繰り広げた日本ハムの内情、選手はどんな感じだったのか。昨年まで1軍打撃コーチだった八木裕氏が1月3日の「ベースボールパーク番外編」(MBSラジオ)で明かしたのは、新庄ファイターズでの3年間と、パ・リーグの野球だった。
八木氏は阪神時代に「代打の神様」として活躍。引退後は阪神2軍コーチ(2009年~2015年)のほか、MBSやサンケイスポーツなどで解説・評論家として活動し、2023年からは日本ハムのコーチに。
この日は同じく阪神OBの藪恵壹氏、亀山つとむ氏と共演。日本ハム時代の3年間を振り返りつつ、あけすけトークを展開した。
阪神との練習法の違いを聞かれると、
「最初のキャンプでウォーミングアップをみんな始めるんですけど、いつ始まったのかよくわからなくて、終わったのもよくわからない。終わるのがすごい早いから『あれ、これもしかして終わった?』みたいな。選手たちはアップの時に集まるんだけど、その前にある程度、動いてるんだよね。それを最初、知らなかったから、どえらい短いなと思って。みんなでやってるんじゃなくて、個人個人がちゃんとやってるという感覚が、ファイターズの場合は多い」
セ・リーグとパ・リーグの野球の違いについては、こんな説明が。
「特に中継ぎはストレートで押してくるピッチャーが多いんだな、という感じ。さすがにここは変化球かなと思っても、まだ真っ直ぐが来たりするんで。そういう土壌があって、ピッチャーとバッターが一緒に戦っている感じが、ストレート基本なんだなというのは1年目から感じた」
昨年、日本ハムはリーグ優勝争いで、阪神は日本シリーズでともにソフトバンクに敗れたが、ソフトバンクのエース、モイネロの攻略はどのように指示していたかと問われた八木氏は、
「モイネロはランナーが出るとギアを上げるピッチャー。特にランナーが2塁とかに行ってしまうと、今まで以上のボールを投げる。それを打つのは至難の業。だからランナー1塁、もしくはランナーなしの時に長打狙いです。モイネロの時は長打狙い。2塁に行ったらタイムリーは出ない」
普通なら好投手に対してはコンパクトにセンター返し、といった指示が出そうなものだが、モイネロは違った。今年も同じような指示が飛ぶのだろうか。
(鈴木十朗)
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