スポーツ
Posted on 2026年01月06日 11:30

今井達也「3年契約を1年で見直し」オプトアウト発動なら西武に入る譲渡金「たった5億7000万円は意味あるのか」大論争

2026年01月06日 11:30

 西武のエース・今井達也がアストロズと契約合意に達し、メジャーリーグへの挑戦が正式に決まった。正月早々に飛び込んできたこのビッグニュースで浮かび上がるのは「この移籍で、西武はいくらの譲渡金を手にするのか」という現実的な問題だ。

 報じられている契約は、3年総額およそ5400万ドル(約84億7800万円)。しかも今井は1年目と2年目のシーズン終了後に、オプトアウト(契約見直し)できる権利を持つ。このオプトアウト付きの契約が、西武にとってどれだけのリターンになるのか、である。

 現行のポスティング制度では元所属球団への譲渡金は、選手の契約保証額を基準に算出される。今井が3年契約を満了したならば、997万5000ドル(約15億6600万円)で、出来高を全てクリアすれば1132万5000ドル(約17億7800万円)となる。
 ところが1年で契約を破棄してしまえば、わずか360万ドル(約5億7000万円)に落ちてしまうかもしれないのだ。
 17億7800万円か、5億7000万円か。この差は大きい。エースを失う代償としては、後者では西武球団は納得がいかないだろうし、「それならポスティングを認める意味がなくなる」との議論が勃発することになりかねない。

 この不安に火をつけたのが、野球評論家・高木豊氏の発言だった。高木氏はYouTube動画の中で、今井クラスの投手で譲渡金が16億円前後にとどまることに強い違和感を示すと、
「これだけ育てて、これだけしか入ってこないのか。この16億円ではどうしようもない」
 今の水準ではポスティングで送り出すよりも、FAになるまで日本でプレーしてもらい、その間のグッズ売り上げや興行収入を積み重ねた方が、球団にとって得だという。だからこそ高木氏は、こう断言する。
「これからは、ポスティングが簡単には認められなくなる」
 ポスティングによる譲渡金は貴重な資金源だが、補強や球場整備までを考えれば、決して余裕のある額とは言い難い。

 今井にとってオプトアウト付きの契約は、キャリアを最大化するための最良の選択だろう。しかし、それが西武にとってどれほどの「見返り」になるのかは、また別の話。ポスティングとオプトアウトが組み合わさった今回の移籍は、日本球界に大きな議論を生じさせることになる。

(ケン高田)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年08月16日 09:00

    「イタい素人タレント」としてたびたびその動向が注目の的となる存在はいつしか、木下優樹菜から坂口杏里へと移りつつある。木下は2019年、タピオカ店の店員に土下座を強要したとされる騒動を経て、芸能界を電撃引退。以降はインフルエンサーとして活動を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年08月18日 07:00

    永野芽郁の主演で実写ドラマ化される、人気漫画「ヒマチの嬢王」。早くも「アヤネのイメージと違う」「永野芽郁にキャバ嬢役は合わないのでは」といった声が出ている。確かに主人公のアヤネは、歌舞伎町の元No.1キャバ嬢。勝ち気で毒舌、相手の懐に入り込...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年08月19日 11:30

    6月下旬に発生した痴漢で書類送検され、8月18日に「謹慎処分」の憂き目に遭った四千頭身の都築拓紀。報道では「都築メンバー」などと称されているが、過去の芸能人の痴漢事例を振り返ると、「メンバー」の今後の処遇や復帰時期を占うヒントが見えてくる。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/8/18発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク