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記事全文を読む→プロ野球FA移籍の「人的補償」撤廃で俎上に載る「ドラフト特別指名」制度ってナニ!?
日本野球機構(NPB)がオフのフリーエージェント(FA)権を行使した選手獲得に伴う人的補償制度を撤廃する方向で調整していることが分かった。5月22日にはNPB関係者が、撤廃について協議中であることを認めている。
「FAはプロ野球選手会と球団の間で、自由な球団移籍を目的に設定された権利。その一方で予算に余裕がある一部球団が、1990年代は毎年のように他球団のエースや4番打者を『乱獲』し、問題視されていた。その後、補償としてFA選手のランクに応じて人的、あるいは金銭が設定されて今に至ります」
近年は人的補償のプロテクトリストから、戦力外が近い、球団の顔となる選手を外したりしたため、ファンのウケはすこぶる悪かった。
他の10球団のドラフト戦略にまで影響が出る
「過去にはFAの人的補償でタイトルを何度も取ったセ・リーグ球団の抑え投手がプロテクト名簿から外れて獲りにいこうとしたところ、当該球団から『彼だけはやめてくれ』と泣きが入ったことが。近年もパ・リーグ球団のベテラン左腕が人的補償でさらわれそうになり、当該球団間で喧々諤々の調整が行われていました」(セ・リーグ球団関係者)
今後についてはNPB、プロ野球選手会で意見をすり合わせた上で、2026年度中、つまりは今オフからの導入を目指しているというが、問題点もある。
「人的補償撤廃の代わりに、ドラフトの特別指名ができるという制度が検討されています。各球団1巡目指名後、2巡目指名前に選手を指名できるというものです。これまではFA選手が絡んだ2球団しか関係がなかったのですが、他の10球団のドラフト戦略にまで影響が及ぶ。年俸ランクなのか、チーム順位なのかで調整が必要になってくるでしょう」(NPB関係者)
ルール構築は困難を極めそうだ。
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