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記事全文を読む→日本相撲協会「初場所後の理事選」でまた八角理事長が続投…二所ノ関親方が理事候補にすらなれない「敬遠される理由」
新大関・安青錦フィーバーが巻き起こる中、1月11日に始まった大相撲初場所はチケット15日間分がすべて完売。
「あの若貴フィーバーを超えることはないだろうと、ずっと思われてきましたが、今の相撲人気は明らかに超えています」(相撲協会関係者)
今場所は二横綱(豊昇龍、大の里)、二大関(琴桜、安青錦)が揃った上に若手力士の台頭と、絶対的な優勝候補がいないとあって、昨年以上の盛り上がりは確実だ。
安泰に見える相撲界だが、親方衆にとっては今場所後、2年に一度の理事選が行われる。日本相撲協会は昨年、財団法人として節目の100周年を迎えた。そのトップは、現在の八角理事長(元横綱・北勝海)が13代目。これまで横綱と大関の経験者以外でその座に就いたのは1人だけだ。
1期2年の任期で、長期政権が確実視されていた北の湖理事長が2015年11月に急逝したことで、急きょ就任した八角理事長は実質5期目となる。
「長期政権といわれて批判されがちですが、総額150億円を調達して1985年に無借金で両国国技館を建てた5代目の春日野理事長(元横綱・栃錦)は、7期14年も君臨しました」(古参の相撲記者)
これまで八角政権では、貴乃花親方や白鵬氏の2人が「異議あり」と反旗を翻して対抗したが、結局は相撲協会を追われる形で退職している。
「次の理事選では八角理事長の続投が濃厚です。後任の有力候補が誰もいないからですね」(相撲担当記者)
ポスト八角を狙っていた芝田山親方(元横綱・大乃国)はというと、
「八角政権に公然と異議を唱えましたが、主要ポストから外されて左遷。もう定年になります」(前出・相撲担当記者)
もうひとり、日本出身横綱を育てた39歳の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が理事候補に出てくる可能性はゼロだというのだが、
「一門の総帥でもあるのですが、声すらかからなかった」(相撲協会関係者)
大の里も関わったとされる部屋でのいじめのほか、昨年10月には床山が金銭トラブルで退職するなど、
「部屋で何か不祥事の報告があがると『また二所(ノ関部屋)のところか!』という声を聞く。愛弟子の大の里が優勝でもすれば、情勢は変わるんでしょうが…」(前出・相撲協会関係者)
とはいえ、負傷した左肩がいつパンクするかわからない。大入り満員が続く中、八角理事長の天下がまだこれから2年間も続きそうな雲行きなのである。
(小田龍司)
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