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記事全文を読む→〈本郷和人VSペリー荻野〉NHK大河「豊臣兄弟!」を10倍以上面白く見る方法!(2)秀吉と秀長の関係悪化の時
ペリー 秀長自身の実績は、どんなことなんでしょうか?
本郷 僕は、秀長は武功よりも、秀吉を補佐するかたちで内政面で力を発揮したと思います。ただ、補佐役って実績を作っちゃいけないんですよ。結局、おいしいところは兄ちゃんに行くわけですよね。秀長は大和大納言百万石と言われますけど、あの百万石って、要するに「たくさん」という意味です。実際はどう数えても百万ないんです。
ペリー そうなんですね。しかも、大和はお寺の勢力が強くて、統治しにくいようなイメージですけど。
本郷 やりにくいけど、おいしいところではあります。都の近くで、今で言えば東京近郊の都会です。奈良は商業も盛んだし、一流の職人もいたし、お酒なんかも奈良で作られていた。秀長は亡くなった時にいっぱい財産があったんですよ。
ペリー 大・大名っていうと、どうしても前田利家が浮かびますけど。
本郷 もちろん、前田も日本海交易ができたからおいしい。おいしくないのは田舎にいた徳川家康ですね。
ペリー おいしい土地に弟を置いたということは、やっぱり兄弟仲はとてもよかったんですね。
本郷 晩年に1回やばくなるんです。それは秀長が大名たちから金を巻き上げようとしたから。当時の頭のいい武将は金貸しをしていたんですよ。でも、前田利家などは金を貸しても「俺が死んだら全部その借金なし」とか言うから、割とみんなに頼られるんだけど、秀長はそうじゃない。よく経済がわかっていた人なので、金貸しとともに、安く買ったものをみんなに高く売って稼ごうとする。
ペリー 商売人そのものですね。
本郷 それが秀吉に知られて、「お前何やってんだ!」と怒られて、秀長の家臣が1人処刑されています。秀長はたぶん、その家臣に全部押しつけたんでしょう。それが秀長が亡くなる2年ぐらい前の話です。秀長は秀吉に「正月にお前は来るんじゃない」と言われて、出仕を差し止められています。
ペリー 兄想いの優しい弟という印象と違いますね。
本郷 でも秀長が遺した財産は、豊臣の蔵に入ったわけだから、結果的に経済でも兄を助けてますね。豊臣政権って正式なところは秀長で、プライベートなところは千利休。この2人が支えていたんですよ。二本柱がいなくなったら、今度は五奉行が出てくる。秀吉は秀長がいなくなって信じられる相手がいない。寂しかったでしょうね。
ペリー 秀吉が黄金の茶室みたいなキンキラキンな分、いろんな意味で秀長は地味なイメージです。
本郷 秀長は千利休とは親しくしていたから、美的センスを理解できない人ではなかったと思いますよ。
本郷和人(ほんごう・かずと)/1960年、東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。専門は日本中世政治史。NHK大河ドラマ「平清盛」などの時代考証にも携わる。近刊に「豊臣の兄弟秀吉にとって秀長とは何か」。
ペリー荻野(ぺりー・おぎの)/1962年、愛知県生まれ。コラムニスト、時代劇研究家。時代劇主題歌オムニバス「ちょんまげ天国」をプロデュース。著書に「テレビの荒野を歩いた人たち」など。
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