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記事全文を読む→京都競馬場どよめきの連続「武豊+超良血馬のまるで見せ場なし大敗」と「ゲートで3頭除外」とんでもないアクシデント
新春の京都競馬場で1月18日、再三にわたって競馬ファンの驚きの声が場内に轟いた。
手始めは17頭立てで行われた5Rの新馬戦(芝2000メートル)だ。このレースで4番人気だったのは、デビュー戦となるラルクアンレーヴ(牡3歳、栗東・清水久嗣、父コントレイル、母シュガーハート)だった。演歌界の大御所・北島三郎が所有し、二度もJRAの年度代表馬に輝きいたGI7勝のレジェンドホース、キタサンブラック(現在は引退)の半弟だったからだ。
名手・武豊を背にスタートこそ他馬と五分で中段後方に取り付いたが、4コーナーを回り直線に入ってからはジリジリとしか伸びず、馬群に飲み込まれた。天才騎手騎乗の超良血馬が、まさかの10着大敗でレースを終えたのである。このレースを見ていたスポーツ紙の競馬記者が振り返る。
「まぁ、デビュー戦ですし、調教タイムを見る限り、いきなり勝ち負けは難しいかも…と思っていましたが、さすがに10着は負けすぎでしょうね。レース直前に3頭が除外になったし、掲示板には載ってくるとは思っていた。時間がかかりそうですね」
思わぬ結果に、淀に集まったファンのあちこちから「見せ場すらないとは」「応援馬券を買ったのに、夢も希望もない」と落胆の声が漏れたのである。
ちなみにレース後の清水師のコメントはというと、
「リズムよく運べて勝負どころもよかったんですけど、追われてからバラバラになってしまいましたね。これから力をつけていけば。まだまだ馬が華奢ですし、血統も奥手ですから」
さらに11頭立てで発走するはずだった最終12R、4歳上1勝クラス(芝1600メートル)で、とんでもないアクシデントが発生。馬券発売が締め切られ、発走前にサニーサルサ(牝4)がゲート内で暴れて転倒。これに巻き込まれたスイッチビスケット(牡4)とダイヤモンドハンズ(牡6)も負傷し、3頭がそろって競走除外となったのだ。これにより、10億1086万5000円が返還された。
「11頭立てと8頭立てではぜんぜん違う。当該馬の馬券だけでなく、レースを中止して全馬券の返金をしてほしかった」
これが競馬ファンの怒りの声だ。
JRA公式サイトでは、3頭が競走除外になった理由を次のように説明している。
●サニーサルサ号は、枠内駐立不良〔立上る〕。発馬機内で転倒し、疾病〔左後管部挫創〕を発症したため競走除外。
●ダイヤモンドハンズ号は、発馬機内で他の馬に蹴られ、疾病〔右後肢跛行〕を発症したため競走除外。
●スイッチビスケット号は、発馬機内で他の馬に蹴られ、疾病〔左下腿部挫創〕を発症したため競走除外。
●発走時刻11分遅延。
●サニーサルサ号は、2026年1月19日から2026年2月17日まで出走停止。停止期間の満了後に発走調教再審査。
●サニーサルサ号は、発走地点で疾病〔鼻出血〕を発症。
●サニーサルサ号は、「鼻出血による出走制限」のため、2026年2月18日まで出走できない。
8頭立てとなったレースは、4番人気のサク(牝7)が、単勝オッズ1.2倍のレッドフェルメール(牡4)を首差で破り、勝利。2021年4月の新馬戦以来、実に1513日ぶりの2勝目を挙げる驚きの展開となった。
勝負事に絶対はないが、午年は何かが起きそうな予感だ。
(阿部勝彦)
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