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記事全文を読む→【プロキオンSの大ヒント】傑出馬不在の大混戦…とある条件を満たすと「勝率23.5%・連対率29.4%・複勝率41.2%」に!
今年のGⅡ・プロキオンステークス(1月25日、京都・ダート1800メートル)は「傑出馬不在」の大混戦模様を呈している。1着馬には2月22日に行われるGⅠ・フェブラリーステークス(東京・ダート1600メートル)への優先出走権が与えられるが、出走メンバーを見渡してみても、そこで勝負になりそうな馬は見当たらない。とはいえ、馬券推理の手がかりがないわけではない。
まず着目したいのは「前走でJRAダートGⅠに出走していた馬」である。過去10年のレース結果を振り返ると、前走GⅠ出走馬の勝率は8.3%、連対率は25.0%、複勝率は41.7%と、それ相応の好走率を示している。加えて前走GⅠの着順が1~9着だった出走馬の複勝率はさらに高く、53.3%に達しているのだ。
今回、この条件に該当するのは、前走のGⅠ・チャンピオンズカップ(中京・ダート1800メートル)で9着だったセラフィックコール(牡6)ただ1頭。ただし、である。前走GⅠで1~5番人気だった馬の複勝率が80.0%だったのに対し、6番人気以下だった馬の複勝率は31.6%と、著しく成績を落としている。
その上でセラフィックコールの前走人気を見ると、16頭中の14番人気。1着馬との着差は1.2秒と大きく引き離されており、信頼度には大きな疑問符がつく。一定の好走条件は満たしているものの、今回は「見送り」とするのが妥当かもしれない。
そこで次に着目したいのが「前走のダートGⅢで1~9着だった馬」だ。この条件を満たす馬の勝率は6.3%、連対率は25.0%、複勝率は31.3%と、まずまずの成績となっている。今回で言えば、条件該当馬はサイモンザナドゥ(牡6)、ペイシャエス(牡7)、シゲルショウグン(牡6)の3頭。馬券の軸に据えるとすれば前述したセラフィックコールではなく、「この3頭の中から」ということになるだろうか。
さらに言えば「前走のリステッドやオープン特別で1~2着に好走した馬」にも注意が必要となる。この条件をクリアしていた馬の勝率は23.5%、連対率は29.4%、複勝率は41.2%と、前走GⅢ1~9着組の成績を上回っている。
この条件に該当するのはルシュヴァドール(牡5)、ブライアンセンス(牡6)、ジェイパームス(騙6)の3頭だ。前走GⅢ1~9着組との能力差がカギになるが、傑出馬不在の大混戦レースだけに、食い込みや逆転の可能性は大いにあると考えておくべきだろう。
ちなみに過去10年を振り返ると、前走の3勝クラスで圧勝した馬の激走も目立つが、今年の場合、ハナウマビーチ(牡4)が前走で2着馬につけた着差はわずか0.1秒。残念ながら、激走候補としては強く推せない戦績となっている。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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