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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈得意の舞台でビダーヤが激走〉
今週から東は東京開催。その開幕週のメインは、今開催の掉尾を飾るGⅠフェブラリーS(2月22日)の前哨戦、根岸Sだ。
今年はレース名に「フォーエバーヤング ブリーダーズカップクラシック優勝記念」の副題が付き、いやがうえにも盛り上がりを見せると思うが、顔ぶれもなかなかいい。
昨年の2、3着馬ロードフォンス、アルファマムのほか、目下、連勝中のインユアパレス、ウェイワードアクト、ダノンフィーゴ、重賞で善戦を続けるエンペラーワケア、昨夏のレパードSを制し、今年の活躍が期待されるドンインザムード、東京コースを得意とするビダーヤ、さらに大井のサントノーレ、フェブランシェなど多士済々である。
フェブラリーSより距離が1ハロン短い1400メートル戦だけに、ここで勝ち負けしたからといって本番でも好走するとは限らない。しかし近年の勝ち馬を見ると、22年テイエムサウスダンがフェブラリーで2着、23年レモンポップ、25年コスタノヴァは、ともに優勝している。また、賞金不足の馬にとっては出走権をかけた一戦であり、決して“叩き台”でないことは確かだ。
まずはデータを見てみよう。03年に馬単が導入されて以降、これまでの23年間、その馬単での万馬券は5回(馬連は2回)。この間、1番人気馬は8勝(2着6回)、2番人気馬は4勝(2着2回)。1、2番人気馬によるワンツー決着は2回。ちなみに、昨年まで11年連続で馬単での万馬券はない。比較的人気サイドでの決着に見えなくもないが、過去10年の1番人気馬の成績は〈5203〉。必ずしも堅いということではなく、有力どころを上手に絡めるべきレースということだ。
年齢的には5歳馬が9勝(2着11回)と他の世代を大きく凌いでおり、牝馬で連対を果たしたのは23年のギルデッドミラーの1頭のみ。このあたりも馬券戦術のヒントになりそうだが、今年は、ここにきて伸してきた好素材の馬が多く、混戦模様。馬券的にはそう簡単ではない。
熟慮のうえ、大きく期待を寄せてみたいのは、5歳馬のビダーヤだ。
休養明けとなった昨秋以降の成績は③②③着と惜敗続きだが、今回は最も得意としている東京に舞台を移しての競馬。しかも、長距離戦を得意にしていたシャケトラ(阪神大賞典など重賞3勝)の弟でありながら、実績は短距離戦に集中している。マイル戦では末脚が甘くなるようで連絡みはなく、この7ハロン戦に全力を傾けてきたことは容易に想像できる。
前走のすばるSは3着に敗れたものの、この中間はさらに良化。1週前の追い切りの動きも実にリズミカルだった。「いい雰囲気で重め感はなく、順調に仕上がっている」と、矢作調教師をはじめ、厩舎スタッフが口をそろえるほどだ。
東京は〈2 0 1 0〉と好相性。3着に敗れたのは昨秋の休み明けで、しかも苦手とする1600メートル戦だった。2勝を挙げているこの舞台は大いに期待できるというもので、今回も強烈な末脚が炸裂するとみた。
穴は、コンクイスタだ。こちらも東京コースは〈2 1 2 1〉と、めっぽう得意にしている。賞金的に出走できるか否か微妙なので★印にとどめるが、今回は休養明け3戦目で、この中間は大幅な良化ぶりをうかがわせている。まさに狙い時なのだ。
さらに言えば、この馬もマイル戦は若干長い。陣営としては「何としても」の意気込みだろう。
近親、一族にバゴ(凱旋門賞などGⅠ5勝)などの活躍馬がズラリといる血筋。血統的にも奥は深い。
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