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記事全文を読む→武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈エーティーマクフィ妙味十分〉
昨年の最優秀スプリンターはサトノレーヴ。海外のチェアマンズスプリントプライズ、クイーンエリザベス2世ジュビリーSで2着に好走した実績が評価されたものだが、国内での重賞実績は高松宮記念優勝が唯一だった。
古馬の芝1200メートル、1400メートルの重賞をおさらいしてみると、昨年2勝以上したのは、阪急杯とセントウルSを勝ったカンチェンジュンガしかいなかった。
他はシルクロードSのエイシンフェンサー、オーシャンSのママコチャ、愛知杯のワイドラトゥール、京王杯SCのトウシンマカオ、函館SSのカピリナ、北九州記念のヤマニンアルリフラ、CBC賞のインビンシブルパパ、キーンランドCのパンジャタワー、スプリンターズSのウインカーネリアン、スワンSのオフトレイル、京阪杯のエーティーマクフィと、勝ち馬が見事なほどバラけた。
マイルのカテゴリーは、ジャンタルマンタルが見事に天下統一を果たしたが、スプリンターには絶対王者がいない状態であるのがよくわかるところだ。
シルクロードSの想定では、11月30日の京阪杯を勝ったエーティーマクフィが最新の王者だが、この馬が明けて7歳。いかにも遅咲きで、種牡馬の好走傾向もダートに寄っていることもあって、人気は地味なものになりそう。しかし、京阪杯で負かしたルガルが24年のシルクロードSとスプリンターズSを勝っている強豪で、阪急杯のあとの阪神Cを勝っているのが強調材料。25年の大半をアメリカへの武者修行に費やしていた富田騎手にとっては、この馬は「米びつ」とも言える存在なわけで、旬を逃すわけにはいかない。妙味たっぷりの◎とみている。
レベルが高いと言われる明け4歳の代表は、レイピアではないか。京阪杯は馬群に詰まった場面もあっての4着で、重賞未勝利でもこの距離ならすでにトップレベル。ガンガン追ってくる佐々木騎手への手替わりは諸刃の剣という気もするが、馬の勢いを重視して重い印を打ちたい。
アブキールベイ、カルプスペルシュも勢いのある4歳馬。ここで好走できるようなら、今年の短距離界の平定も考えられる逸材だ。
昨年の覇者エイシンフェンサーも復調を示しており、そろそろ警戒。ロードフォアエース、ヤマニンアルリフラ、アンクルクロスあたりも押さえには欠かせない。
実績十分のビッグシーザーは、2月いっぱいで定年引退する西園正調教師の気持ちがこもった参戦だが、ハンデはかなり重くなりそうだ。
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