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記事全文を読む→参政党・神谷宗幣代表が福井県知事選で「知名度なし候補」を支持したら逆転当選!衆院選でも「昨年の躍進再現」勢い予測の行方
北陸の自民王国、福井県の知事選で、参政党が応援した無所属候補が自民党支援候補に競り勝ち、波紋を広げている。
今回の知事選は、前知事が破廉恥メールで引責辞任したことを受けてのものだ。自民が推して敗れた山田賢一氏は県庁に長年勤務し、副知事まで歴任。2期目が始まったばかりの越前市長を辞職し、立候補した。当選した石田嵩人氏は自民党福井県連会長の山崎正昭参院議員や自民系列の福井市議らが「自民分裂選挙」の形で擁立した元外務官僚。しかし、知名度はなかった。そのため当初は山田氏が、ややリードと目されていた。
福井県議が明かす。
「ところが途中後半から、福井県出身の参政党・神谷宗幣代表が石田氏支持を明らかにし、動画配信。その影響が大きかったのではないか、との指摘が出ているほどです。勝敗を決したのは、有権者が20万人いる大票田の福井市でした。ここで石田氏は無党派層を中心に人気が沸騰、結果的に5万2600票を獲得して、山田氏に1万7000票の差をつけた。県全体では山田氏に4000票差で勝っています。全国最年少知事の誕生でした」
福井県といえば、高市首相の夫、山本拓元代議士の前妻との間の子息で福井県議の山本健氏が公示ギリギリまで衆院選出馬を検討したが、世襲批判を恐れて出馬を取りやめた。高市首相の影響が決して少なくない地で参政党が応援した知事の誕生。今の参政党の勢いが感じられる。
ところでこの福井県知事選の構図、実は昨年10月の宮城県知事選と重なるところがある。
宮城県知事選は当時5期、全国知事会長を経験した村井嘉浩知事の圧勝とみられていた。だが元参議院議員の和田政宗氏への支持を参政党が打ち出すと、村井氏はじりじりと追い詰められた。宮城県議が振り返る。
「この選挙で神谷氏は4回も宮城に入り、県の水道事業を『外資に売った』などという村井県政批判をはじめ、イスラム教徒らの埋葬を念頭に県が検討していた土葬墓地の整備を猛批判した。その結果、大票田の県都仙台市では、村井氏は和田氏に3万6000票もの大差をつけられました。それでも地方でなんとか和田氏を圧倒したことで、なんとか逃げ切った形です。しかし全体では1万6000票差まで追い詰められたのには驚いた。福井は宮城ほど参政党が前面に出たわけではないにせよ、それでも『石田支援宣言』で流れが変わったことは否定できないでしょう」
政治アナリストが衆院選の行方を解説する。
「今回の総選挙で参政党は、選挙区に182人もの候補者を擁立している。各メディアの序盤調査では、鳴り物入りでスタートの『中道改革連合』は、さほど伸びていないといいます。参政党は各地で健闘しており、比例を中心に二ケタ当選の予測があるほど。福井知事選のような変動をもたらす可能性を秘めています。その勢いのダメージを受けるのは自民か維新か、それともそれ以外の政党か」
参政党が昨年の参院選での躍進を再現するかもしれない。
(田村建光)
アサ芸チョイス
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