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記事全文を読む→宮城県知事選「現職・村井嘉浩ギリギリの当選」でわかった参政党のさらなる野望「次の大勝負」
                     
                
「高市政権でなく石破政権だったら、完全に負けていた」
 溜め息まじりにこう本音を漏らしたのは、宮城県の自民党県議のひとりである。10月26日投開票の宮城県知事選挙で、自民党などの支援を受けた現職の村井嘉浩氏が、参政党の全面支持を受けた元自民党参院議員の和田政宗氏をかろうじて振り切り、6選を決めた。この辛勝に対する驚きと安堵の声だった。
 村井氏が獲得したのは34万190票、次点の和田氏は32万4375票で、その差は僅か1万5000票だった。全国紙政治部記者が言う。
「村井氏はこれまで5期20年にわたって知事を務め、あの東日本大震災対策、そして復興に尽力し、県民の信頼を得てきました。とはいえ、今回の選挙では多選批判に加えて土葬墓地問題、水道事業問題など、論争の渦に巻き込まれて苦しみました」
土葬問題とはこうだ。県内の人手不足の一翼を担うイスラム教系外国人の間から、土葬の墓が必要だとの要望に村井知事が応えようとした。だが県内に土葬を可とする自治体がなかったことなどから頓挫。知事が右往左往する姿勢が批判された。
水道事業では、宮城県は2022年に将来の人口減少とコストカットを図るため、官民連携で行う「みやぎ型管理運営方式」を導入。県が水道に関わる施設を所有したまま、20年間の運営権を民間企業に委託するものだ。民間のノウハウ導入で、県は約337億円のコスト削減を見込む。
 だが参政党は参院選の頃から「県民のライフラインの水道事業を外国企業に売り払った」「宮城の水道を担う法人は外資系企業が議決権の過半数を保有し、業務執行・意思決定を事実上支配している」と猛批判。知事選では和田氏もこれに加えて「再公営化して県の責任で水道料金を下げる」とした。
 これに対して村井氏は、参政党の主張は間違いだと猛反論。
 和田氏には参政党の支援に加え、安倍晋三元首相の縁で昭恵夫人が「応援ビデオ」を流して後押しした。村井氏も急遽、高市早苗首相の応援メッセージを得て、対抗している。先の政治部記者が振り返る。
「当初は各種世論調査により、ダブルスコアで村井氏がリードしていました。ところが投票日が近づくにつれ、土葬問題や水道問題に加え、多選批判の渦が村井氏を直撃した。そこに参政党の神谷宗幣代表が4度も宮城に入り、街頭演説するたび黒山の人だかりで大盛り上がり。選挙戦後半には一部メディアの調査で、和田氏が村井氏をリードした、という情報が出ました」
 政治アナリストは、今回の結果をこう分析する。
「村井氏が勝ったとはいえ、東北の心臓部で宮城の中心地、仙台市では和田氏にボロ負け。なんと3万6000票もの大差をつけられているわけです。細かく見れば、村井氏は県庁、市役所、商店街が集中する仙台中心部青葉区で1万1000票の差をつけられたのを皮切りに、全区で負けた。それでもなんとか勝てたのは、石巻市で約4000票差など、地方の市町村でやや和田氏を上回ったためです。若者、壮年層が和田氏を支援する一方で、参政党支持層の一部が高市政権発足により、村井氏に揺れ戻っています」
 その参政党について、自民党関係者の指摘はというと、
「参政党は今回負けたが、大接戦に鼻息は荒い。そして次の大勝負に打って出ると囁かれている。次の大勝負は沖縄県知事選、北海道知事選などだ。参政党は市議、町議は多いが、今度は知事の椅子を取り、国政に弾みをつけたいのではないか」
確かに参政党は参院選時の支持率からやや下がりぎみ(10月26・27日、FNN産経新聞、前回8.3%から5.0%)だ。しかし宮城県知事選で、都市部に熱烈な参政党支持者が健在であることが明らかになった。参政党支持者と一部重なると言われる高市政権にすれば、宮城県知事選の結果は決して見過ごせない現象だ。
(田村建光)
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