スポーツ
Posted on 2026年02月05日 07:45

村上宗隆・岡本和真・今井達也が揃って2~4位に…大リーグ「新人王候補」の規定がおかしくないか「ウヤムヤ議論」再燃

2026年02月05日 07:45

「メジャーリーグの新人王規定はおかしすぎる」
 日本球界では改めて、こんな議論が沸騰している。アメリカ王手のブックメーカー「MGM」が、今年の新人王レースのオッズを発表したからだ。
 それによると第1位は、昨年のポスト・シーズンで大ブレークした、ブルージェイズのトレイ・イェサベージの4倍。ところがなんと、2位は今季ホワイトソックスでプレーする村上宗隆の5.5倍、3位はブルージェイズ・岡本和真の5.5倍、4位にはアストロズの今井達也が7.5倍で続いている。この数字を見た球界関係者は驚きを隠さないと同時に、制度そのものに首を傾げるのだ。

「村上は日本球界では令和初、史上最年少の三冠王ですよ。岡本も巨人の4番をずっと張っていた選手だし、今井は西武の大エース。日本ではMVPを争っても不思議ではないこの3人が、アメリカに行った途端に新人扱いなんて、ちゃんちゃらおかしいよ」
 長年メジャーリーグを取材するスポーツライターも、納得がいかない様子だ。
「前年までのMLB通算実績が野手と指名打者なら130打席未満、投手なら50イニング未満などの規定を満たす選手が新人王の対象ですが、しばしば議論の対象になっている。それはそうでしょう」

 日本人選手では1995年の野茂英雄をはじめ、大魔神・佐々木主浩、MLB野球殿堂入りしたイチロー、そしてドジャースの大谷翔平が新人王になっているが、大谷以外はその時点で、日本ではMVPクラスの大選手だった。
「アメリカでも『日本のようにレベルの高いリーグでプレーしてきた選手は、新人王の対象から外すべき』との意見があり、2003年の松井秀喜などは複数の記者が投票反対運動を起こしました。でもいまだ、ウヤムヤになっています」(前出・スポーツライター)

 スポーツ紙プロ野球担当デスクが言う。
「村上、岡本、今井の3選手が大活躍しても新人王の対象から外れることが、NPBがMLBと同じようなレベルにある、との証明になりますからね」
 大谷は昨年、4度のMVPとなったが、今後、海を渡る日本人選手にも新人王ではなく、MVP争いをしてもらいたいものである。

(阿部勝彦)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク