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記事全文を読む→村上宗隆・岡本和真・今井達也が揃って2~4位に…大リーグ「新人王候補」の規定がおかしくないか「ウヤムヤ議論」再燃
「メジャーリーグの新人王規定はおかしすぎる」
日本球界では改めて、こんな議論が沸騰している。アメリカ王手のブックメーカー「MGM」が、今年の新人王レースのオッズを発表したからだ。
それによると第1位は、昨年のポスト・シーズンで大ブレークした、ブルージェイズのトレイ・イェサベージの4倍。ところがなんと、2位は今季ホワイトソックスでプレーする村上宗隆の5.5倍、3位はブルージェイズ・岡本和真の5.5倍、4位にはアストロズの今井達也が7.5倍で続いている。この数字を見た球界関係者は驚きを隠さないと同時に、制度そのものに首を傾げるのだ。
「村上は日本球界では令和初、史上最年少の三冠王ですよ。岡本も巨人の4番をずっと張っていた選手だし、今井は西武の大エース。日本ではMVPを争っても不思議ではないこの3人が、アメリカに行った途端に新人扱いなんて、ちゃんちゃらおかしいよ」
長年メジャーリーグを取材するスポーツライターも、納得がいかない様子だ。
「前年までのMLB通算実績が野手と指名打者なら130打席未満、投手なら50イニング未満などの規定を満たす選手が新人王の対象ですが、しばしば議論の対象になっている。それはそうでしょう」
日本人選手では1995年の野茂英雄をはじめ、大魔神・佐々木主浩、MLB野球殿堂入りしたイチロー、そしてドジャースの大谷翔平が新人王になっているが、大谷以外はその時点で、日本ではMVPクラスの大選手だった。
「アメリカでも『日本のようにレベルの高いリーグでプレーしてきた選手は、新人王の対象から外すべき』との意見があり、2003年の松井秀喜などは複数の記者が投票反対運動を起こしました。でもいまだ、ウヤムヤになっています」(前出・スポーツライター)
スポーツ紙プロ野球担当デスクが言う。
「村上、岡本、今井の3選手が大活躍しても新人王の対象から外れることが、NPBがMLBと同じようなレベルにある、との証明になりますからね」
大谷は昨年、4度のMVPとなったが、今後、海を渡る日本人選手にも新人王ではなく、MVP争いをしてもらいたいものである。
(阿部勝彦)
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