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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈オフトレイルの末脚が炸裂〉
東京に舞台が移っての重賞第2弾、東京新聞杯が2月8日のメインとして行われる。フルゲート16頭で競われるこの重賞は、春のマイル王を決定する安田記念と同じ舞台ということで、その一里塚とも言える一戦。年を追うごとに顔ぶれもよくなってきている。
そもそもマイル路線を歩む馬は層が厚く質がいいのだが、各馬の力に大きな開きがないせいか、別定戦でありながら波乱含みでよく荒れている。今年もどう転ぶか予断を許さない、とても難解なレースである。
まずは過去のデータを見てみよう。03年に馬単が導入されて以降、これまでの23年間、その馬単での万馬券は10回(馬連は7回)。この間、1番人気馬はわずか3勝(2着3回)しか挙げておらず、2番人気馬も2勝(2着4回)のみ。1、2番人気馬によるワンツー決着も2回しかない。
昨年は16番人気のメイショウチタンが3着に好走して3連単が81万円。一昨年も7番人気―4番人気―8番人気で決まって3連単で60万円と、人気勢が崩れやすい波乱含みの重賞と捉えていいだろう。
年齢的には4歳勢が最も連対しており、過去23年間で10勝(2着10回)。そして5歳馬が5勝(2着5回)なのに対して、6歳馬はそれを上回る7勝(2着5回)を挙げる活躍をみせている。また、20年には出走した3頭のうちの2頭でワンツーを決めているように、近年は牝馬の善戦が目立っていることは、頭に入れておいて損はない。
それでは今年の顔ぶれを見ていこう。前走のマイルCSで15番人気ながら3着に好走したウォーターリヒト、そのマイルCSで掲示板に載ったエルトンバローズとオフトレイル、一昨年の覇者サクラトゥジュール、京都金杯を勝って勢いに乗るブエナオンダ、NHKマイルC2着のマジックサンズなどGⅠを狙える好素材ばかり。牝馬もウンブライル、ミッキーゴージャス、ラヴァンダの3頭がいて、おもしろさは満点だ。
悩むところだが、最も狙ってみたいのはオフトレイルだ。
前走のマイルCSは4着に敗れたが、やや展開が不向きだった。しかも状態がイマイチで落ち着きを欠いており、そのあたりが影響したとみている。
それでもメンバー中、最速の上がり脚を披露して、勝ち馬とはコンマ4秒差。とにかく、しまいの脚は実に目立っていた。
その後は放牧でリフレッシュ。しっかり立て直して戻ってきた。この寒い時期でも調整はうまくいったようで、稽古では追うたびに動きが素軽くなっている。
吉村調教師をはじめ、厩舎スタッフは「昨年の秋頃からしっかりしてきた。以前のひ弱さが影を潜め、馬体を大きく見せるようになった。まだまだ活躍していい馬で、これからが楽しみ」と口をそろえる。であれば、大いにチャンスがあっていいのではないか。
前々走のスワンSをレコードで勝ち上がったほどのスピードに加え、前述したように強烈な末脚の持ち主。東京コースでの勝ち鞍はないが、たまたま調子が悪い時に出場したまで。ここは満を持しての挑戦だけに、勝ち負けとみた。
一方、京都のきさらぎ賞は、クラシック級の好素材がそろい、これまた注目の一戦である。
期待を寄せたいのは、ゴーイントゥスカイだ。
前走の京都2歳Sは、新馬を勝ち上がったばかりで重賞挑戦。3着に敗れたとはいえ、いったんは先頭に立つ好内容で、勝ち馬とはコンマ2秒差だった。
この中間は立て直したこともあって、いい雰囲気に仕上がっている。4代母は米GⅠ勝ち馬で、6代母は英オークス馬。母系は文句なく、今後の活躍が見込める逸材だ。
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