スポーツ
Posted on 2026年02月06日 12:00

2.27名古屋から合流「WBC指名打者」で大谷翔平が見せる「裸足の季節」

2026年02月06日 12:00

 3月のWBCでは「大谷翔平は投げない」というのが大方の予想だったが、実際にその通りになってしまった。大会での登録は「指名打者」となったのだ。しかし侍ジャパンは大谷の投手練習に協力し、ブルペン入りする場面が見られそうだ。
「大谷は例年よりも2週間ほど早くスプリングキャンプ地のアリゾナ州グレンデールに入りました。打者に専念する場合と二刀流では、球団の保険金が大きく違ってくるとも聞いています」(アメリカ人記者)

 ロバーツ監督が「大谷はWBCで投げない」と言い続けてきた間、侍ジャパンの公式サイトには「投手欄」に大谷の名前が出ていた。水面下でギリギリまで交渉が続けられていたのだろう。

 そんな大谷の投手練習だが、これまでは見せなかったメニューをこなしている。現地入りした先のアメリカ人記者によると、「壁当て」の投球練習では右足だけスパイクを脱ぎ、「左足はスパイク、右足は5本指ソックス」という格好で投げ続けたそうだ。
「壁当ての練習場には人工芝が敷かれているので、移動用のシューズを忘れた投手がソックスだけで歩いているシーンは見かけます。でも『左足はスパイク、右足はソックス』という投球練習は大谷しかやっていません」

 大谷は練習後、右足のソックスも脱ぎ、足の指の動きを確認していたという。右足は投球時に軸足となる。キャンプ前の自主トレ期間だからできる「感性を優先させた練習」だろう。と同時に「右肩周辺の筋肉」も気にしていたという。
「打者に専念するWBC期間中、投手としての練習時間は十分に確保できません。投手としてどんな練習をすればいいのか。ペナントレース開幕から投げられるように鍛えてきた右肩周辺の筋力を落とさないためにも、ブルペン投球は続けると聞いています」(NPB関係者)

「大谷が投球練習をする」と分かれば、国内組の投手はブルペンに集合するだろう。調整の一環で打撃投手を務めることはあるかもしれない。大会で二刀流が見られなくなった分、試合前の大谷の投手練習は価値あるものになる。

 大谷や日本人メジャーリーガーは2月27日、名古屋から合流する予定だ。バンテリンドームの室内練習場には、人工芝やカーペットが敷かれているところがある。「右足だけ脱いで」の練習が、また見られるかもしれない。

(飯山満/スポーツライター)

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