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記事全文を読む→「青春18きっぷ」2026春夏冬を一斉発表で広がる「もうルール変更はないのか…」悲しみの叫び
「やっぱり戻してくれないのか」
「もう完全に固まったな」
これはJRグループが2月5日に「青春18きっぷ」2026年版の発売概要を発表してから、鉄道ファンの間で広がっていった悲しみの声である。
春・夏・冬の3シーズン分を一括発表するのは、2023年以来3年ぶり。裏を返せば、2024年冬に導入された新ルールをJRが「完成形」とみなした、ということになる。
2026年版の最大の特徴は、ルールが前年冬からいっさい変わっていない点にある。利用できるのは全国のJR線普通・快速列車の普通車自由席。価格は3日間用が1万円、5日間用が1万2050円で据え置かれた。2024年冬に導入された「連続使用が条件」という新ルールは、そのまま継続されている。
さらにJR西日本・宮島フェリーの利用は従来どおり。特急の特例区間も維持されており、奥羽本線(新青森~青森)、佐世保線(早岐~佐世保)、宮崎空港線(宮崎~宮崎空港)では普通車自由席に、石勝線(新夕張~新得)、室蘭本線(東室蘭~室蘭)では普通車指定席の空席にそれぞれ乗車できる。北海道新幹線オプション券(4650円)も引き続き発売される。
利用期間は春季が3月1日~4月10日、夏季が7月18日~9月8日、冬季が12月11日~2027年1月11日。いずれも利用開始日の1カ月前から購入できる。
見逃せないのは、夏季と冬季の利用開始日がそれぞれ1日、前倒しになった点だ。7月の海の日、1月の成人の日に絡む3連休を取り込む狙いだろう。3シーズン同時発表は、JRが現行ルールを当面、変えるつもりはないという意思表示でもある。だが、利用者の反応は決して歓迎一色ではない。
最大の争点はやはり「連続利用」の縛りだ。2024年冬の改定により、かつて当たり前だった「5日分を仲間とシェア」「好きな日だけ使う」といった自由な運用が封じられた。友人と分け合い、思いつきで日帰り旅に出る。あの気軽さこそが「青春18きっぷ」の真骨頂だったはずだ。
ある学生ユーザーはこう漏らす。
「2人で一泊二日がちょうどよかったのに、3日連続だと宿泊費がかさんで、結局は高くつく」
切符単体の割安感は認めつつも、旅全体のコストで見ると、手が出しにくいのだ。
天候リスクへの懸念も根強い。近年は大雨や大雪による突発的な運休が日常化しており、「連続使用が前提では、1日止まっただけで旅程が総崩れになる」という声はもっともだろう。一方、純粋な乗り鉄にとっては、5日間で1日あたり2410円という破格のコスパは依然として圧倒的で、車窓と乗り継ぎそのものを味わうスタイルなら、現行ルールでも存分に楽しめる。
「通年販売にしてほしい」「1日単位のバラ売りを」など、利用者の要望は尽きない。だがそこまで柔軟にすれば、既存の割引切符との線引きが曖昧になるというジレンマもある。
JRが3シーズン同時発表に踏み切ったのは、新制度のもとで一定の需要が見込めるという手応えがあってのことだろう。しかし、かつて「青春18きっぷ」が育んだ「ふらっと鈍行旅」の文化が確実に薄れつつあるのもまた事実。制度として安定したことと、旅人に愛される切符であり続けることは、必ずしもイコールではないのだ。
(ケン高田)
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