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Posted on 2026年02月10日 11:00

降雪順延仕切り直し【東京新聞杯の大ヒント】前走12着と16着「大敗馬」が激走候補に躍り出るワケ

2026年02月10日 11:00

 2月8日に行われるはずだったGⅢ・東京新聞杯(東京・芝1600メートル)は、降雪の影響で10日にスライド。ここでは「前走大敗からの巻き返し組」を激走候補に指名したい。筆者が注目しているのは以下の2頭だ。

 1頭目は前走のGⅠ・有馬記念(中山・芝2500メートル)で12着に敗れたエルトンバローズ(牡6)。本来は過去3回のGⅠ・マイルCS(京都・芝1600メートル)で4着⇒2着⇒5着の実績を誇る実力馬である。
 有馬記念での敗因は明らか。エルトンバローズにとってはいかにも距離が長すぎたことと、それまで装着していたブリンカーを外したことに尽きる。
 今回はブリンカーを再装着した上での、得意のマイル戦。同馬を管理する杉山晴紀調教師(栗東)は、
「このところ勝ち星から遠ざかっているので、今後のことは考えずに重賞を獲りにいきたい」
 と本気度を口にしており、頭から狙える最有力候補だ。

 2頭目は前走のGⅠ・マイルCSで16着に敗退したラヴァンダ(牝5)だ。本来の実力から見て、前走のGⅠ参戦はやはり家賃が高すぎた。加えて体調に敏感な牝馬ゆえに、仲秋S(3勝クラス、阪神・芝1600メートル)⇒GⅡ・アイルランドT(東京・芝1800メートル)を連勝した疲れもあった。
 今回は休養調整を挟んでのリフレッシュ参戦。しかも東京の芝コースにおける重賞戦績は「1着1回、2着1回、3着1回」と結果を出しており、疲れを解消して臨むGⅢ戦なら「一気の巻き返し」の可能性は大いにある。

 ただし、当日の馬体重には要注意だ。同馬を管理する中村直也調教師(栗東)はこう話す。
「びっしり調整したが、冬場ゆえにちょっと重い」
 10キロを超える大幅な馬体増で出走してきた場合は見送りとするのが賢明かもしれない。

 ちなみに過去10年の東京新聞杯の人気別成績を振り返ると、1~2番人気馬の成績が振るわない一方、3~5番人気馬からは実に8頭の優勝馬が出ており、6番人気以下の馬の馬券圏内率も悪くはない。
 各社の単勝想定オッズを見ると、今年は前者に該当しそうなのがエルトンバローズ、後者に該当しそうなのがラヴァンダとなっており、過去の統計的データからも強く推せる2頭と言えるのではないか。

(日高次郎/競馬アナリスト)

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