社会
Posted on 2026年02月25日 07:15

「恋愛の悩み記事」は女性向けが廃れて「おじさん主体」になった!いったいなぜなのか

2026年02月25日 07:15

 今やすっかり我々の生活の一部となったAI。「既読スルーされた理由は?」「年下女性を振り向かせるコツは?」…そんな恋愛の悩みにも、数秒で「それらしい正解」が返ってくる時代だ。
 にもかかわらず、なぜか減っているのが、女性向けの恋愛記事だ。その一方で、じわじわと増殖しているのが「おじさん向け恋愛論」なのである。

 ニュースサイトを覗けば「モテるおじさんの服装」「40代でパーカーはNG」といった記事が定期的にバズる。若作りは痛いのか、それとも清潔感こそが正義なのか。中高年男性の装いと恋愛は、もはや一大コンテンツである。

 こうした状況を生んだ背景には、メディア環境の変化がある。若い女性層は長文記事を読まなくなり、恋愛の情報源はSNSやショート動画へと移行した。「無理しない恋愛」「自分軸を大切に」といったメッセージは共感型コンテンツとして拡散され、記事という形式に依存しなくなったのだ。

 対して中高年男性層はどうか。十分な可処分所得を持ち、婚活サービスや高額マッチングアプリの主要顧客でもあるこの世代は、依然として恋愛市場の当事者である。「まだ間に合うのか」「若い女性と付き合えるのか」という切実な問いに答える記事には、根強い需要がある。
 要するに恋愛市場は、おじさんを「主要顧客」として再編されつつあるということだ。マッチングアプリも婚活サービスも、この層を抜きにしては語れない時代になった。

 とはいえ、焦りや孤独につけ込む甘い言葉には要注意だ。ネット上のロマンス詐欺はあとを絶たない。希望を持つのは悪くないが、その希望が思いのほか高くつかないよう、くれぐれも用心を。

(カワノアユミ)

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