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記事全文を読む→深刻事態!「おもてなし崩壊」の京都で外国人観光客が「注文難民」になった
観光客が急増し、再びにぎわいを取り戻した京都。だが、その華やかなイメージの裏で、地元では深刻な問題が進行中だ。観光ブームの一方でオーバーツーリズムと人手不足が重なり、個人経営の飲食店が次々と閉店しているのだ。学生アルバイトに頼ろうにも扶養控除の壁で長時間働けず、人材難がまるで解消しないのが現状だ。
こうした中、京都の飲食店では「非接触オーダー」が急速に主流化している。QRコードやリモコン操作で注文を済ませる方式は、多忙な店内オペレーションを省力化できる一方で、これが外国人観光客にとって大きなハードルとなっている。
特に居酒屋では外国人客が「どうやって頼むんだ?」とスマホ操作に迷う姿が目立つようになった。ある繁華街の店主が打ち明ける。
「画面をタップしても日本語しか出ず、外国人客が断念して帰ることが増えた」
返す刀で地元飲食店関係者も、
「京都には『おもてなしの街』というイメージで来る観光客が多い。でも今や、店員が注文を取りに来ない『セルフサービス状態』なんですよ」
京都府が最近、実施した観光消費調査では、外国人観光客の支出割合に占める飲食の比率が年々、減少傾向にあるとの報告がある。彼らは工芸体験や伝統文化体験などの体験型観光に支出をシフトさせており、飲食店には「取り残される」傾向が見られるという。
さらに円安の影響が追い風となり、外国人観光客の消費先は食よりも買い物へと向かっている。アップルストアや人気の日本製ブランド店には行列ができるが、飲食にはあまりお金を落とさない。
その結果、観光地ではスマホやカメラを手に歩く客で溢れながら、飲食店の店内は閑古鳥、という現状が広がっている。
もちろんこれは、京都だけの現象ではない。大阪や東京など主要観光都市でも非接触オーダーの採用や、観光客の消費構造変化が指摘されている。ただ、京都は「伝統・料理文化の街」という性質が強いため、飲食業の存在感が観光業の根幹にあり、影響がより深く出やすい。
観光都市・京都は今、かつての「おもてなしの都」から「セルフの街」へと変わりつつある。大阪万博が終わり、インバウンドでどうやってお金を落とさせるかが、新たな課題なのである。
(京野歩夢)
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