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記事全文を読む→鼻の頭の黒ずみと詰まった毛穴が…中高年男性の心に深~く刺さった洗顔料ブームの正体「角栓崩壊」「ビフォーアフター衝撃写真」
鏡を見るたびに、鼻の頭が気になる。黒い点々、詰まった毛穴。「どうせオジサンだから」と諦め、何十年もやり過ごしてきた男性は少なくないはずだ。
ところが今、そんな「諦め組」の中高年男性の間で、ある洗顔料の口コミが静かに広がっている。
きっかけはSNSだった。
〈小鼻のザラつきが、生まれて初めてなくなった〉
〈40過ぎてこんなに変わるとは思わなかった〉
そんな体験談が次々と拡散し、花王の洗顔料が一躍。脚光を浴びることに。
投稿の主は若い女性だけではない。40代、50代の男性からの〈人生初めてつるつるになった〉という声がむしろ、熱量を持って広がっていた。
男の肌の悩みは長い間「仕方ないもの」とされてきた。スキンケアといえば女性のもの、という空気が根強く、毛穴の黒ずみや汚れは「加齢だから」と放置してきた世代が多い。
だが実際には、皮脂の分泌量が多い男性ほど毛穴に角栓が詰まりやすく、放置すれば黒ずみはより目立つことに。諦める理由など、どこにもなかったのだ。
花王は新洗顔料「ビオレ おうちdeエステ ディープクレイ洗顔」の発表会を3月3日に実施した。同社が長年研究してきた角栓崩壊技術をさらに進化させ、毛穴の奥深くの汚れまで除去できるようになったという。税込1089円。ドラッグストアで手に入るプチプラ価格だ。
その発表会と同時に公開されたのは、強烈な「ビフォーアフターの写真」だった。一度の洗顔で鼻の毛穴の黒ずみがみるみる改善される様子は、一目瞭然。〈花王の公式がここまで載せるのか〉とSNSが沸き、先行販売が始まったAmazonやマツキヨココカラオンラインでは即日完売。「売り切れで買えなかった」という嘆きが相次いだ。
なぜ女性だけでなく、中高年男性にここまで刺さったのか。それは「角栓崩壊」というパワーワードにある。洗う、落とす、ではなく「崩壊する」。一般的な泡洗顔の優しいイメージとは真逆の、力強さと確かさへの期待感が、スキンケアに縁遠かった世代の琴線に触れたのだ。
花王は「メンズビオレ」でも密着泡の洗顔料を展開してきたが、今回の新製品が男性の心を揺さぶったのは、その言葉の持つ痛快さだ。難しい手順はない。いつもの洗顔を、この洗顔料に替えるだけでいい。
一般発売は4月4日。「どうせ男だから」と諦めてきた毛穴の黒ずみが、「崩壊する」という言葉ひとつで急に手が届く気がしてくる。それがこのブームの正体なのだろう。
(ケン高田)
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