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Posted on 2026年03月07日 08:30

WBC出場の強豪国で「テレビ放送なし」は日本だけ!韓国は3大地上波局が大々的に生中継するのに…

2026年03月07日 08:30

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で井端ジャパンの世界一連覇に向けた戦いが始まったが、6回目の今大会は、テレビ中継が一切ない。
「そればかりではありません。Netflixに加入しなければ、居酒屋やスポーツバーにおけるパブリックビューイングもままならない。テレビのワイドショーでは、前回大会の映像ばかり流しています」(WBC担当記者)

 今大会で日本での生中継は、動画配信大手Netflixのみ。WBC側とは総額150億円規模の大型放映権契約を結んでいる。
 前回のサッカーW杯では、ABEMAが総額200億円で日本国内での全試合配信権を獲得したが、WBCでは前回大会のほぼ5倍の高額放映権料となる。
 NetflixとABEMAの違いとしては、ABEMAが全試合無料配信という大盤振る舞いだったのだが…。

 出場強豪国で地上波生中継がないのは日本だけ。韓国ではKBS、SBS、MBCが3大地上波として大々的に生中継する。WBCのグローバルスポンサーは伊藤園、日本航空、セイコーに三菱UFJなど。ほとんどが大谷翔平の個人スポンサーでもある。1社4億円クラスのスポンサー料を払っているのは、「大谷効果」に躍る日本企業ばかりだ。

 WBCの収益はMLBとMLB選手会が管理している。これまでの大会収益は150億円台で、今大会はNetflixがこれと同額の放映権料を支払っている。過去の大会では90億円近くがMLB側に入り、これを各国に分配するやり方。不平等だ、という声が上がった。
 なぜ、こんなことが起きてしまったのか。
「それは日本野球機構(NPB)の脆弱さゆえです。例えばサッカーW杯では日本サッカー協会(JFA)だけではなく、主催する国際サッカー連盟(FIFA)と大手広告代理店がしっかり交渉している。ところが今回のNetflix独占契約は、日本側には事前の予告も交渉もありませんでした」(広告代理店関係者)

 このままではWBCでは、日本が金だけ払って実入りなし。国内で10代の野球選手数は高校野球から軟式野球まで、急速に減り続けている。もし井端ジャパンがWBC連覇に失敗すれば、野球離れは一気に加速しかねない。

(小田龍司)

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