社会
Posted on 2026年03月22日 15:00

獣医が語る「猫の花粉症」対策…血液検査とパッチテストで診断!つけっぱなしエアコンにも「アレルゲン」が…

2026年03月22日 15:00

 人間には「猫アレルギー」なるものがあるが、それでは猫にはアレルギーはないのか。となると思い浮かぶのはやはり、花粉症だ。実は猫にも花粉症があった。

 我が家の3匹の猫を見渡すと、確かに思い当たるフシがある。朝方、布団や電気マットを敷いた座布団で寝ているのが1匹いるが、決まって口を大きく開けてクシャミをする。それが朝だけならいつものことと思うが、今年は日中も鼻をムズムズさせたり、時にクシャミをしている。その際、頭を左右に振りながらシブキをバッと撒き散らす。顔をそむけないと、間違いなくその飛沫を浴びることになる。

 そんな時、もしかして猫の花粉症かなとチラッと考えたりしていた。「猫の花粉症」と調べてみたら、やはりあるらしいとわかった。症状は人間と同じで、クシャミが出る、鼻水が出る、痒そうにする、発疹が出るといったものだ。猫は毛繕いするために舐めるが、それと発疹との関連がはっきりしない気がする。やはりわかりやすいのはクシャミや鼻水か。

 獣医に聞いてみると、注意した方がいいのは涙目になっていたり、鼻水で顔の辺りが苦しそうなケースだという。花粉症かどうかは血液検査、パッチテストなどで調べられる。ただし、パッチテストは高額だそうで、お金をかけて調べた方がいいかは迷うところだ。

 もし花粉症とわかったら、発疹の塗り薬、アレルギーだからステロイド剤やヒスタミン薬の処方などだろう。痒いとか発疹があると周辺を舐める猫がいるから、ザラザラの舌で舐めすぎて皮膚炎を起こすのを防ぐため、エリザベスカラーをつけるといった対策もあるそうだ。

 世の中の多くは家猫だと思うが、となると、外に出ないのに花粉症になるのはどうしてなのか。ひとつは花粉を浴びた飼い主が外出先から戻ってきて、部屋で撒き散らすから。人間の花粉症対策と同様、まずは着ていた服についた花粉を払う。それともうひとつは、
「冬の間中、猫のためにエアコンをつけっぱなしの人が多いと思います。そうすると、フィルターについているハウスダストで空気が淀みます。花粉というよりハウスダストがアルレゲンになり、花粉症と似たような症状になるケースもあるんですね。もっとも、陽気がよくなって窓を開けることが増え、花粉が家の中に入ってくることも原因ですが。いずれにしても、そろそろエアコンのフィルターを掃除して、ホコリを取ってキレイにすることをお勧めします」(前出・獣医)

 花粉症の時期はもう少し続きそう。人間にとっても、フィルターの掃除は効果があるかもしれない。やってみるか。

(峯田淳/コラムニスト)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年03月11日 06:45

    スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月18日 14:00

    3月17日の明治学院大学白金キャンパスは、卒業式に出席したスーツ姿の男子学生や袴姿の女子学生で華やいでいた。その中でも、花柄ベージュ色の袴でひときわ目を引いていたのが、元「モーニング娘。」の北川莉央である。アイドルウォッチャーが解説する。「...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年03月19日 07:45

    4月29日公開予定の映画「SAKAMOTO DAYS」。原作は「週刊少年ジャンプ」で連載中の鈴木祐斗による漫画で、ストーリーは次のような感じだ。「かつて伝説の殺し屋として恐れられていた男・坂本太郎は、ある女性に恋したことを機に殺し屋を引退。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク