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記事全文を読む→J1川崎フロンターレ「横浜Mに0-5大敗」で監督に早くも解任論浮上!サポーターが嘆く「前監督ロス」焦燥の理由とは
サッカーJ1で「監督解任第1号」が現実味を帯びてきたのは、川崎フロンターレの長谷部茂利監督だ。きっかけは、3月22日に行われた第8節の横浜F・マリノス戦。“神奈川ダービー”で0-5の大敗を喫し、普段は敗戦時も温かい拍手を送るサポーターも、試合後には過去最大級の大ブーイングが起きた。
2017年から8シーズンに及んだ鬼木達政権では、4度のJ1制覇を含む計7つの主要タイトルを獲得。国内屈指の強豪クラブへと上り詰めたが、23年と24年はいずれもリーグ8位と停滞し、鬼木監督は退任。その再建を託されたのが、アビスパ福岡で手腕を発揮した長谷部監督だ。爆発的な攻撃力を維持しつつ、不安定な守備陣の構築が期待されたが、長谷部体制の1年目となる昨シーズンは、まさかの8位と結果がふるわなかった。
「今オフのフロントは守備の強化に積極的に動き、GKスベンド・ブローダーセン、DF谷口栄斗、DF山原怜音らを獲得。他クラブもうらやむ即戦力に、J1特別大会で優勝候補の筆頭でした」(サッカー関係者)
しかし、フタを開けてみれば、7試合終了の時点で暫定6位。10得点に対して、13失点を喫して守備は崩壊していた。
福岡時代の長谷部監督は、組織的なディフェンスラインと鋭いハイプレスで、強固な守備網を築き上げた。それがフロンターレでは長谷部イズムが浸透している気配は微塵も感じられない。
第3節でFC東京に1―2で敗れた後には、新加入組の谷口が「練習からぬるい。負けて必然」と、嫌われ者になる覚悟で、公の場で異例の批判。低迷するクラブに「喝」を入れたが、変革のきっかけにはならなかった。
「今季はJ1特別大会として開催されており、降格制度がありません。本来であれば半年間という猶予期間を使い、じっくり腰を据えたチーム作りができます。しかし、ピッチ上では『再生』の兆しはなく、かつての栄光を取り戻す希望よりも、クラブのアイデンティティが失われ、凋落をたどる危機感のほうが勝っている。もはや打つ手なしの惨状にしか思えず、サポーターの間では、早くも解任論が浮上しています」
さらにサポーターの焦燥感を煽っているのが、前指揮官・鬼木監督の目覚ましい活躍だ。長年連れ添った川崎を去った後に、鹿島アントラーズの監督に就任。1年目から実に9年ぶりとなる鹿島のJリーグ制覇に貢献。今季も無類の勝負強さを発揮し、首位を独走している。
「川崎での政権が長期に及んでいた以上、チームに新陳代謝が必要だったのは紛れもない事実です。とはいえ、稀代の名指揮官を手放した代償はあまりにも大きかった。次期監督候補にクラブの象徴である中村憲剛氏の待望論が取り沙汰されていますが、指導者としての実力は未知数。現場が混迷を極める中、現状では『鬼木ロス』を嘆くほかないのです」(前出・サッカーライター)
フロントの決断は、はたして――。
(海原牧人)
編集プロダクションを経て、フリー転身。雑誌&WEBを中心にスポーツ、芸能、政治、街ネタを執筆中。
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