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記事全文を読む→イラン戦争「中東諸国が隠し持つ核兵器」トランプ岩盤支持層が信奉する「イスラエル発ハルマゲドン」との不気味な符号
アメリカにおいてトランプ大統領の熱烈な支持層を形成しているのは「MAGA(マガ)派」と呼ばれる有権者である。MAGAとはトランプ大統領が掲げる「メイク・アメリカ・グレイト・アゲイン」の略称だが、このMAGA派のうち「岩盤支持層の中の岩盤」とされているのが「キリスト教福音派」「キリスト教右派」などと称される人々だ。
MAGA派の約4分の3を占めるアメリカ第一主義派に対して、キリスト教福音派は約4分の1と勢力的には劣っているが、信仰に裏付けられた熱量は凄まじいものがある。
多神教と言われる日本人にはピンとこないかもしれないが、キリスト教福音派の一部には、新約聖書の「ヨハネの黙示録」で示された終末思想を強く信奉し、次のようにハルマゲドン(世界終末戦争)を秘かに夢想する者が少なくないのだ。
「中東(最初の舞台となるのはイスラエル)でのハルマゲドンを経て、イエス・キリストが再臨する。その時、われわれだけが神の手によって救済される」
実は今、イスラエルとアメリカが仕掛けた対イラン戦争の陰で、リアルなハルマゲドンへの危機感が燎原の火のように広がり始めている。最大の懸念材料とされるのは「中東諸国が秘かに隠し持つ核兵器」の存在だ。いったいどういうことなのか。
中東諸国の軍事情勢に詳しい国際軍事アナリストが「戦慄の真実」を明かす。
「公式的にはこれまで『中東地域に核保有国は存在しない』とされてきました。しかしイスラエルが核兵器を保有していることは、国際的な諜報筋の間では公然の秘密とされています。同様にUAE(アラブ首長国連邦)とバーレーンも潤沢なオイルマネーによって、すでに核兵器を調達している、と。さらに言えば、核開発を進めるパキスタンに莫大な資金援助を行ってきたサウジアラビアも、その見返りとして中東有事の際には核兵器を提供してもらう密約を交わしているとみられています」
要するに、中東諸国は「核だらけ」。では、イスラエル発のハルマゲドンは、どのようにして現実のものとなるのか。国際軍事アナリストが続ける。
「世界の命運を握っているのは、イランの支援を受けてきたレバノンのイスラム教シーア派組織『ヒズボラ』や、イエメンの反政府組織『フーシ』など、いわゆる『抵抗の枢軸』と呼ばれる親イラン勢力です。中東諸国が秘匿している核兵器が内乱などを機に一部テロリストの手に渡れば、イスラエルをはじめとする中東諸国に核攻撃が行われる可能性は大いにあります。そうなれば、イスラエルは保有する核で反撃、その他の中東諸国も隠し持っていた核で報復を開始して、世界終末戦争の火蓋が切られることになるのです」
まさに新約聖書が予言していたハルマゲドンとの「不気味な符号」ではないか。
(石森巌/ジャーナリスト)
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