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記事全文を読む→巨人がドラ1・竹丸和幸ならロッテも「新人開幕投手・毛利海大」サブロー監督「早い時期から決断していた」開き直りは吉か凶か
千葉ロッテの開幕投手も、ルーキーに決まった。「も」というのは、巨人の竹丸和幸がそうだからである。ロッテはドラフト2位左腕の毛利海大だが、選んだはずのサブロー監督の「開き直って」発言が意味ありげだ。
「WBCでも好投した種市篤暉を予想する声は聞かれました。昨年の後半戦は絶好調でしたね」(スポーツ紙記者)
WBCで種市は、リリーフとして好投した。準々決勝のベネズエラ戦では一塁牽制でのしくじりがあったが、インコースを攻める強気のピッチングには、米スカウトが一目を置いていた。
しかし、チーム帰還後に「右肩のコンディション不良」が発覚。毛利が大抜擢されたわけである。
「いや、サブロー監督の心には、早い時期から毛利という選択があったようです」(球団関係者)
発表は3月21日だった。しかし、毛利のオープン戦の登板日を振り返ってみると、3月13日、20日と中6日で先発しており、「27日の開幕戦に向けて」という調整がなされていた。
キャンプ最終日でのことだ。目立った選手名を聞く恒例の質問があるのだが、これにサブロー監督は、
「(ドラフト1位ルーキーの石垣)元気って言いたいところだけど、毛利かな。いいボールを投げていたし、期待が膨らみました」
そう語っているのだ。
新任指揮官を惹き付けたのは、やはり強なピッチング。「調子が悪い時にどう抑えるか。プロのバッターをどう抑えるか。何かつかんでこい」と言い続け、オープン戦のマウンドに送り出してきた。
今後、プロの世界で生きていく上で大切な教えだが、3月13日は4回2失点、20日は5回途中でマウンドを譲る5失点で、「開幕戦がちょっと心配」というのが正直な感想だ。まして先制点を奪われた13日の対戦相手は、開幕戦でぶつかる西武である。
「福岡大大濠高校時代、毛利を視察していた球団がいくつかありました。最も熱心に追いかけていたのが、西武のシニアディレクターだった渡辺久信氏です」(パ・リーグ球団スタッフ)
毛利は明治大学を経てロッテへ。プロ野球生活の一歩目が西武戦となるのは興味深い。
サブロー監督は大舞台を経験させることで、大きく育てようとしている。だが、ルーキーがいきなり「調子の悪い時に相手バッターをどう抑えるのか」のピッチングができるのかどうか。サブロー監督の「開き直って」は、そんな心境から出たものだったのだろう。
(飯山満/スポーツライター)
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