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記事全文を読む→【桜花賞の大ヒント】阪神JF組は「低レベル」ならばハイレベルの「クイーンC組」で盲点になる馬がいた
4月12日に行われるGⅠ・桜花賞(阪神・芝1600メートル、3歳牝)は実質的な「3頭立てレース」の様相を呈している。
各社が公表している単勝予想オッズを見ても、上位人気を独占しそうなのは、人気順にドリームコア、スターアニス、アランカールの3頭。一方、4番人気以下の単勝予想オッズは、軒並み10倍以上に跳ね上がっているのだ。
このうちスターアニスはGⅠ・阪神JF(阪神・芝1600メートル)の勝ち馬だが、同レースは重賞ウイナーが1頭もいないという、低レベルなメンバーで争われたレースだった。同様にアランカールはその阪神JFで5着、続くGⅡ・チューリップ賞(阪神・芝1600メートル)でも3着と、イマイチの成績しか残していない。
そんな中、上記3頭のうちで唯一「信頼に足る」と考えられるのが、前走のGⅢ・クイーンC(東京・芝1600メートル)を快勝したドリームコアである。
この時の勝ち時計は「1分32秒6」という、この時期の3歳牝馬としては極めて優秀な走破タイムだった。「3強」をベースに馬券作戦を組み立てるとすれば、やはり「ドリームコアから」となるのではないだろうか。
しかし、である。「ヘソ曲がり」では人後に落ちない筆者としては、1番人気が予想されるドリームコアから素直に入る気にはなれない。そこで「大逆転の激走馬」として秘かに注目しているのが、人気の盲点になっているジッピーチューンだ。
「状態は間違いなく、今まででいちばんです」
ジッピーチューンは前述したハイレベルのクイーンCで、6番手から勝ち馬のドリームコア(2~3番手)と同じ「上がり33秒8」の末脚を繰り出し、わずか0.3秒差の2着と好走している。
そして同馬を管理している林徹調教師(美浦)は各社の取材に対し、次のようにGⅠ獲りにかける思いを吐露しているのだ。
「状態は間違いなく『今まででいちばん』です。こんなに穏やかに調整できるとは、想像もしていませんでした。金曜日(4月10日)に(関西に)輸送して、向こうで落ち着いているようなら、(阪神コースに慣れさせるための)スクーリングを行う予定です」
こと牝馬に関しては「格よりも調子」という競馬格言が存在する。完璧に仕上がったジッピーチュ―ンが北村友一の手綱でアッと驚く激走、3強を捻じ伏せる。今年の3歳牝馬クラシックの第1弾は、同馬の単勝馬券を掌の中で固く握り締めながら、ゴール前での「そのまま!」の絶叫を爆発させたいと夢想しているのだが…。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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