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記事全文を読む→漫画家・弘兼憲史の男子厨房に入るべし!〈レバニラ〉「水だけ血抜き」と「後入れもやし」で披露モリモリ回復メニュー
「レバニラ」は、チャーハン、ギョーザ、ラーメンと並ぶ町中華の定番メニューのひとつです。
最近の僕は、町中華に行くと、相変わらず大好きなチャーハンばかり食べています。でも、大学生の頃は胃袋も若かったせいか、学生寮の近くの町中華に行ってはチャーハンはもちろん、野菜たっぷりのタンメン、そしてレバニラもよく食べていました。
「レバニラ」はご飯が進むのはもちろん、鉄分を豊富に含むレバーと、ビタミンB群の働きを助けるアリシンを含むニラの組み合わせでスタミナ抜群、疲労回復をサポートする料理として、とても優秀です。
ところが、これを自宅で作るとなると少しハードルが上がります。理由は、レバーは調理前の下処理が必要な食材だからです。バラ肉やこま肉などは、そのままフライパンや鍋に入れて、火を通してしまえば食べられる料理になりますが、レバーはそうはいきません。
今回は「弘兼流・レバニラ」レシピを紹介します。
材料は、レバー、もやし、ニラ、生姜、ニンニク、鶏ガラスープの素、オイスターソース、塩。よく、ニンジンやタマネギ、キクラゲなどを入れるレシピもありますが、僕はシンプルにこの野菜だけを使います。
まずはレバーの下処理です。鉄分を多く含むこともあってか、金属っぽさや“生臭さ”が気になることがあります。一般的にはそのため軽く水洗いしてから、30分ほど牛乳に浸けるなどして生臭さを取り除きます。しばらく浸けておくと真っ白だった牛乳が、赤色にすぐ変わります。それだけ多く血を含んでいるということです。
しかし、「弘兼流・レバニラ」は水だけで臭みを取り除きます。
やり方はレバーをボウルに入れ、水が透明になるまで数回水を替えながら洗い、血の塊や白い筋を取り除きます。その後、キッチンペーパーで水気をしっかりと拭いておく必要があります。
そうしないと、後で油で揚げる時に盛大に跳ねて、大変なことになります。この下処理をすればあとは簡単です。
まず多めの油でレバーに火を通します。先に、油通しをして火を通しておくやり方もありますが、家で作るにはこれだけでもおいしくできます。
レバーに火が通ったら、もやしとニラを投入します。フライパンに入れたらアッという間に火が通る食材ですから、仕上げの直前に入れるようにします。特にもやしは炒めすぎると水分が出て、料理がベチャベチャになってしまいますから、できるだけ強火で1分以内で炒めてください。
野菜のシャキッと感をより残したい場合は、いったんコンロの火を止めて、余熱で炒める方法もあります。これはレバニラに限らず、もやしを使う中華料理全般に言えることです。
レバニラは下処理も手間なので、店で食べたほうが手軽かもしれませんが、このレシピは簡単なのでぜひトライしてみてください。
弘兼憲史(ひろかね・けんし)1947年、山口県生まれ。早稲田大学法学部卒。松下電器産業(現パナソニック)に勤務後、74年漫画家デビュー。以来『課長 島耕作』『黄昏流星群』などヒット作を次々生み出している。07年には紫綬褒章を受章。
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