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記事全文を読む→大谷翔平以外の「二刀流」が出現しないウラ事情と「名将のメンツ」カブスVSドジャース「監督場外バトル」勃発!
現地時間4月20日のロッキーズ戦に快勝した後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が「吠えた」。カブスのクレイグ・カウンセル監督が、
「実質的にもう1人、選手を増やすことが許されているチームがひとつある」
そう言って、ドジャースと大谷翔平を非難したからだ。
「先発投手兼DH」として出場し、投手降板した後も打者として出場し続ける「大谷ルール」への不満が爆発した形である。
いわゆる「大谷ルール」がメジャーリーグで正式採用されたのは2022年。「なにを今さら…」というのが大方のアメリカの野球ファンの感想だが、ロバーツ監督は違った。
「(該当する)選手がいるからね。でも大谷がいれば、どのチームだってそうなる。私たちは他球団も二刀流ができる選手を発掘することに対して大歓迎だ」
とはいえ、実質的に大谷に次ぐ二刀流選手の出現は考えにくい。というか、メジャーリーグでは近年、大きな「失敗例」を2つ抱えているのだ。
現在、ロッキーズに在籍しているマイケル・ローレンゼンは「打撃力の高い投手」としてプロ入りし、2019年には外野手で試合出場した。大谷の影響もあり、二刀流で練習してきたが、翌年には投手に専念している。
2024年のMLBドラフトでロイヤルズから1位指名されたジャック・カグリオンはフロリダ大学時代、投手と打者の両方で好成績を残していた。ただ、プロ入り後はバット1本で勝負している。
2024年の指名当時を知る現地記者によれば、ロイヤルズは「投手カグリオン」にも期待して、二刀流としての入団交渉が始まったが、本人は固辞したそうだ。
等間隔で登板できない大谷…投手陣のやりくり問題
そのカグリオンは昨年6月、投手・大谷と対戦しており、三振を喫している。自身のメジャーデビュー日でもあり、試合後にマイクを向けられて「歴史を目撃している」と大谷に敬意を表していた。
つまり、投打に突出した才能と本人の強い意思がなければ、プロの世界で二刀流はやっていけないというわけだ。
もっとも、今回のカウンセル監督に対するロバーツ監督の反論について、ドジャースの地元ロサンゼルスのメディア関係者は、こんな見方をしている。
「投手・大谷は等間隔で先発できないこともあり、投手陣のやり繰りが実は大変なんです。カウンセル監督は名将と称賛されています。ロバーツ監督も高い勝率を誇っていますが、ドジャースの選手層が厚いため、評価が分かれています。ロバーツ監督の『オレは投手をうまくやりくりしているんだ』という自負が込められていたコメントでしょう」
両チームの対戦は8月3日に実現する。
(飯山満/スポーツライター)
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