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記事全文を読む→巨人・戸郷翔征「ようやく勝った」フォーム改造でも手放しで喜べない「田中将大のケース」
突貫の魔改造で今季初勝利を挙げた巨人・戸郷翔征の不安は、まだまだ払拭されていないという。戸郷は5月19日のヤクルト戦(いわき)で今季3度目となる先発登板。7回115球を投げて5安打5三振1四球で得点を与えず、昨年10月1日の中日戦(東京ドーム)以来、実に230日ぶりとなる勝ち星を手にした。
戸郷の好投で、チームは7連勝。首位・ヤクルト、2位・阪神の追撃に弾みがつきそうな試合内容となったが、戸郷自身は100%復調したとは言い難いと、巨人OBは語るのだ。
「ファームに落ちて久保康生巡回投手コーチの指導でフォーム改造に着手し、ロッキーズ・菅野智之を思わせるような投げ方になりましたが、これが自分のものになったとは言いがたい。ピッチングはそんなに甘くないですよ」
戸郷は2024年オフに、球速アップを名指して体の開きを意識した投げ方に変え、加えて常時セットポジションで投げるフォームにしたが失敗。2025年の開幕直前に元に戻した経緯がある。
菅野ほど絶妙なコントロールはまだ感じられず
「あまりコロコロ投げ方を変えるのはどうかと思う。混乱しますからね。実績のある田中将大でさえ、巨人に入団してフォーム改造に取り組んだものの、昨年はしっくりいっていなかった」(前出・巨人OB)
スポーツ紙遊軍記者もこれに頷く。
「確かに今回、ストレートは最速153キロで、従来より2~3キロはアップした感じですが、もともと菅野ほど絶妙なコントロールは感じられない。いい時の戸郷を取材してきた我々には、まだまだ物足りないですよ」
巨人がペナントを奪回するために戸郷の復活は不可欠だが、一度の好投では手放しで喜べないのであった。
(阿部勝彦)
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