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記事全文を読む→「死の海外ディープ旅」バイタク・ローカルバス・線路脇市場…現地体験で直面する「危険すぎる交通手段」
東南アジア、タイの首都バンコクは今や日本人旅行者にとって、定番の渡航先だ。長期滞在者やノマドワーカーも多く、近年はSNSを中心に「ローカル旅」や「バックパッカー旅」が人気を集めている。
高級ホテルや有名観光地だけでなく、ローカルバスや屋台街、庶民的なエリアを巡り、現地感を楽しむスタイルが支持されているのだ。
しかしその一方で、日本人旅行者が見落としがちなのが、東南アジア特有の交通リスクだ。例えばタイは日本と比べて交通事故率が高く、道路事情や安全意識には大きな違いがある。赤信号でもバイクが走り抜ける。急な車線変更が日常的に行われる。歩行者優先の感覚が薄い。日本と同じ感覚で行動すると、危険を感じる場面はいくらでもあるのだ。
バンコク中心部マッカサン地区付近の踏切では5月16日に、列車とバスが衝突する事故が発生した。現地報道によると、通勤客らを乗せた市バスが踏切を横断しようとした際、走行してきた貨物列車と激突。衝突の衝撃でバスは大破し、その後に炎上した。現場周辺には黒煙が立ち上り、逃げ遅れた乗客の救出活動が行われるなど、一時騒然。複数の死者と多数の負傷者が確認される大惨事となった。
旅行者に人気が高い移動手段は、渋滞を縫うように走る「バイタク(バイクタクシー)」。時間短縮できる利便性から利用する日本人は多いが、事故リスクは高い。過去には、日本人インフルエンサーが利用中の事故で死亡した事件が報じられている。
ヘルメット未着用、雨天時のスリップ、強引な追い越しなど、危険要素は数多い。
日本人旅行者が語る「とんだ事故体験」と「激痛被害」
近年はSNSの影響で「ディープ旅」を楽しむ旅行スタイルが広がっている。線路脇市場やローカル交通など、日本では味わえないスリルを現地体験として楽しむ旅行者が増えた。
しかし現地住民が日常の中で慣れている危険と、土地勘のない短期旅行者が直面するリスクは決して同じではない。
とある日本人女性旅行者が振り返って言う。
「バンコクでソンテウ(乗合いバス)に乗った際、事故に遭いました。海外旅行保険には入っていましたが、旅行は中断。むち打ちや腰痛になり、何カ月も痛みが続きました」
海外ではインフラ整備や交通ルールの運用、安全意識が日本と大きく異なることがある。便利さや非日常感だけに目を向けるのではなく、現地特有のリスクを理解した上で行動する意識が求められている。
(旅羽翼)
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