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記事全文を読む→町中華が「スタミナ飯の聖地」に!「激辛炒め・ニンニク超絶増し」店主の独学メニューが猛威をふるう「攻めの食事」大ブーム
暖簾の向こうから漂う、香ばしい油とニンニクの香り。どこか懐かしい佇まいの「町中華」が最近、老若男女を問わず「スタミナ飯の聖地」として、猛威をふるっている。
その狙いは、昔ながらのあっさりラーメンではない。店主が独学で生み出した、パンチの効いた「激辛炒め」や「ニンニク超絶増しチャーハン」などの過激メニューだ。
例えばこの5月は特有の倦怠感、いわゆる5月病のモヤモヤを圧倒的な刺激とカロリーで強引に突破しようとする「攻めの食事」がトレンドと化している。
この波は個人店舗にとどまらず、大手チェーンにも波及。「日高屋」の「秘伝の辛味噌ラーメン」や「バクダン炒め」、「餃子の王将」の「にんにく激増し餃子」や「豚辛ラーメン」、あるいは「ぎょうざの満洲」の「やみつき丼」など、ピリ辛・ニンニク系のラインナップは百花繚乱の様相なのである。
「脳が精神的な閉塞感から逃れるために、より強い味覚の刺激を求める傾向があります。激辛やニンニクといった強烈な刺激は脳内でエンドルフィンなどの快楽物質を分泌させ、ストレスを一時的に麻痺させてくれる。いわば合法的なメンタルキャリー(回復)術なのです」
そう分析するのは、現代人の食心理に詳しいライフスタイルライターだ。
大量ニンニクを食べた後は「スマートな消臭術」で対処
各チェーンでは別売りのキムチ小鉢を投入したり、卓上のラー油で「自家製味変」を楽しんだりするカスタマイズも若者にウケている。個人経営の町中華であれば、店主への直談判で、さらなる「辛増し・ニンニク増し」に応じてくれる柔軟さが魅力だ。
そんな攻めの食事の後につきまとうのが、午後や翌日のオフィスでの「スメルハラスメント」の恐怖。これには食後のスマートな「消臭術」が必須となる。
「ニンニクの臭い成分には、食後すぐにリンゴジュースを飲むのが効果的。リンゴに含まれるポリフェノールが臭いの元と結合し、体外への排出を促してくれます。緑茶のカテキンも有効。翌朝のブレスケアだけでなく、食べた直後のケアこそが周囲へのマナーであり、デキるビジネスマンの嗜みでしょう」(前出・ライフスタイルライター)
現代社会を生き抜く者たちにとって、ガツンと響く町中華の香り、極上のB級グルメは、明日への活力を注入する最強の特効薬なのだった。
(滝川与一)
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