社会
Posted on 2026年06月05日 07:00

「ニコチンなし」表示はデタラメだった!「ニコパフ」利用者が明かす「恐ろしい禁断症状」と依存度「吸うたびに喉がものすごく乾く」

2026年06月05日 07:00

 若者の間で急速に広がる「ニコパフ」に、専門家が警鐘を鳴らしている。朝の情報番組「THE TIME,」(TBS系)では、「ニコチンなし」と表示された電子たばこを分析したところ、実際にはニコチンが検出されたケースを紹介。しかも一部の商品からは、紙巻きたばこを上回る量のニコチンが確認されたという。

 ニコパフとは「ニコチン」と「パフ(吸う)」を組み合わせた造語で、使い捨てタイプの電子たばこを指す。国内ではニコチン入り電子たばこの販売が認められていないため、多くは海外から個人輸入された商品が流通しているとされる。

 実際にニコパフを常用していた日本人男性は、その依存性の強さをこう証言する。
「東南アジアのタイにいた時、まだ規制が厳しくなる前に、路上で売られていたニコパフを買って吸っていました。紙タバコではなく、ずっとニコパフだけを使っていたんです。日本へ帰国する際、飛行機に持ち込むと没収されると聞いて、現地に置いてきました。すぐにやめられると思っていたのですが、その日からニコチン切れの症状がひどくて…。普通の紙タバコをやめた時よりもずっと辛かったですね」

 ニコパフ使用経験のある別の男性は、
「ニコパフを吸うたびに、喉がものすごく乾く。フルーツなどの味が付いている
ので危険性が分かりづらいですが、個人的には紙タバコより依存性が強いと感じました」

「電子たばこは紙巻きたばこより安全」という間違ったイメージ

 そもそもニコチンは強い依存性を持つことで知られ、継続的に摂取すると「吸わずにいられない」状態に陥る。また血管を収縮させる作用があるため、心拍数や血圧を上昇させ、心臓や血管に負担をかける。特に成長期の中高生への影響は深刻だ。若年層の脳は発達途中にあり、ニコチンによって学習能力や集中力、感情のコントロール機能に悪影響が及ぶことが指摘されている。

「電子たばこは紙巻きたばこより安全」というイメージが先行しがちだが、決して無害ではないのだ。「ニコチンなし」という表示を鵜呑みにした結果、知らず知らずのうちに依存症へと足を踏み入れてしまう危険性。手軽さとカラフルなデザインで若者を引き付ける裏には、健康を蝕む見えないリスクが潜んでいる。

(カワノアユミ)

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