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Posted on 2026年06月06日 08:45

【安田記念の大ヒント】陣営が漏らした「あまりにも具合がいいので狙うことにした」桜花賞馬の「予定急変」重大メッセージ

2026年06月06日 08:45

 春のマイル王決定戦たるGI・安田記念(6月7日・東京・芝1600メートル)は、たびたび牝馬が激走するレースだ。
 過去10年の安田記念における牝馬の競走成績を見ると、3頭の優勝馬を輩出しているほか、実に5頭が2着に飛び込んでいる。

 そして今年はステレンボッシュが出走してきたが、その理由は「抜群の上昇度」にある。事実、宮田敬介調教師をはじめとする陣営からは、次のような声が漏れ伝わってきているのだ。
「当初は前走のエプソムCを経て、今秋のGI・エリザベス女王杯(京都・芝2200メートル)に向かう予定でした。ところが前走後、調子が一段と上向いてきた。あまりにも具合がいいので、安田記念を狙うことにしたのです」

 あまりにも具合がいいので――。この注目すべき言葉を裏付けるように、今回の最終追い切りでは美浦のCW(不良)で5F「65.2-50.0-36.1-11.3(馬なり)」と、完全復活を予感させる絶好の動き。
「雨が多くない朝イチで追い切りました。前走よりもさらに良くなっている感じがします」
 宮田師はそう言って、太鼓判を押しているのだ。

 振り返れば5月8日、本サイトは〈【エプソムCの大ヒント】大惨敗にまみれたGI馬ステレンボッシュ「V字復活はココで」秘かに勝負がかかる「動き」〉と題する記事を公開した。近5走で大敗が続いていた桜花賞馬がGⅢ・エプソムC(5月9日、東京・芝1800メートル)で復活の狼煙を上げる、と指摘したのだ。

「格上+調子最高」でジャンタルマンタルがいないなら…

 はたせるかな、ステレンボッシュは桜花賞以来となる重賞勝ちこそ逃したものの、好位の7番手から上がり33秒1の鋭い決め手を繰り出して2着に。陣営が「今回はステレンボッシュの『いよいよ戻ってきたな』という姿をお見せできれば」と自信のほどをのぞかせていた通り、引退した名伯楽・国枝栄元調教師から宮田師に委ねられた「転厩2戦目」で結果を出した。

「牝馬は格より調子」という競馬格言があるが、今年の出走メンバーを見渡すと、桜花賞馬ステレンボッシュの格については言わずもがな。しかも今年は2025年の「JRA最優秀マイラー」に輝いた、あのジャンタルマンタル(牡5)が不在なのだ。
「格上」にあたるステレンボッシュの「調子」が最高の状態にあるとすれば、まさに「鬼に金棒」と言えるのではないか。

 久々となる芝のマイル戦についても、調子落ちで8着に負けた昨年のGI・ヴィクトリアマイル(東京・芝1600メートル)を除けば桜花賞勝ちを含め、4戦「1着2回、2着2回」とパーフェクト連対を果たしている。
 ちなみに冒頭で指摘したように、牝馬であることを割引材料とする必要は全くない。

(日高次郎/競馬アナリスト)

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