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記事全文を読む→中日は「借金19」でも井上一樹監督を留任の意向だが…「チャットGPT」が導き出した次期監督候補3人とは
球団フロントによるテコ入れがないのはあきらめムードの現れか―。
こう思わざるを得ないのはセ・リーグ最下位の中日だ。交流戦を終えた時点で借金は19。6月14日に朝田憲祐球団本部長みずからが「選手が最大のパフォーマンスを発揮できるようなサポートをしていきたい」と井上一樹監督を留任させる意向を語っていた。
今季より、本拠地のバンテリンドームの外野フェンスに「ホームランウイング」を設置。MLB通算164発のミゲル・サノ―の加入と合わさって、“強竜打線”の復活に期待されたが…。
「サノ―は開幕早々に一度離脱しましたが、本塁打数は巨人に次いで2位で得点力は6球団中3位。オフェンス面は改善傾向にあります。かといって、チーム防御率も3点台半ばと壊滅的に悪いわけではありません。一方で、開幕カードではいずれも1点差で惜敗したように、今季は1~2点差の接戦を落とす試合が目立つ。勝っている試合を終盤に逆転されたり、終盤に追いついた試合で粘り負けしたりと惜しい敗戦が多いんです。運がないと言えばそれまでですが…」(スポーツ紙デスク)
せっかく、3年連続最下位から昨季4位に浮上したのが逆戻り。さすがに、このままペナントレースを終えたら、オフに次期監督人事が発令されるだろう。
そこでお節介かもしれないが、巷で迷える人々を導く「チャットGPT」に、「チームを再建させるには誰が監督になるべきか?」という質問をぶつけてみた。
ダークホースは「新庄剛志タイプ」
すると、「有名OBかどうかではなく、“再建フェーズに合うかどうか”で選ぶべきだと思います」ともっともらしい前置きをして、「落合英二」、「嶋基宏」、「和田一浩」の3人の名前を列挙した。
中でも、第一候補に挙げたのが、現在中日でマネジャーとスコアラーを兼務する落合投手コーディネーターだ。
「中日は投手力を軸に戦う球団なので、まず投手陣を最大限活かせる指揮官が必要。現在も球団内にいるため移行もスムーズです」と現実路線の案として回答。確かに、2022年から指導者として中日に在籍しているだけに、球団の内部事情を熟知する人物として適任かもしれない。しかし、刷新感には欠けるのも事実だろう。
2人目は「ダークホース」として嶋基宏ヘッドコーチを推した。
「選手との距離感が近く、若手中心のチーム作りに適しています。近年の成功例でいうと、新庄剛志に近い『組織変革型』の側面がある。選手との距離感を適切に保てる監督は魅力です」と数年の間でチームをAクラス常連に押し上げた日本ハムの新庄剛志監督よろしく、チーム再建に適した人材だと評価していた。
3人目は「打線再建特化型」として、23年~24年にかけて一軍打撃コーチを務めた和田一浩氏と出た。
「中日の最大の弱点は得点力。近年は投手陣がリーグ上位クラスでも、打線が点を取れずに沈むシーズンが何度もありました。中日が本当に変わるには、『投手中心のチーム』から『点も取れるチーム』への進化が必要です。和田氏なら、細川成也、石川昂弥、鵜飼航丞、ブライト健太など長打力に定評のあるバッターの育成に期待できます」
もっとも、細川はともかく石川、鵜飼、ブライトをコーチ在籍時に、「レギュラーに育成できなかったのでは?」との疑問が浮かぶ。すかさず尋ねてみると、
「その指摘はかなり重要です」と前置きしつつ、3人がレギュラーをつかむために乗り越えるべき課題を列挙し始めた。その一方で、「ただし、『コーチが育てられなかった』と断定も難しい」と正論を吐いた。まさに「ああ言えば、こう言う」である。その玉虫色の回答に球団の運命を委ねるわけにはいかない。せめて、これ以上借金が膨らまないことを祈るばかりである。
(五代晋作)
平成ひとケタ生まれのゆとり世代。プロ野球や大相撲をメインにスポーツを取材する。密かなライフワークは日本の映画&ドラマ鑑賞。動画配信サブスクが手放せない。
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