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記事全文を読む→プーチン大統領に大ピンチ到来…ウクライナが世界最高レベルの「製油所ドローン爆撃」でガソリンがない!そして焦る北朝鮮
ウクライナによるモスクワのドローン攻撃で、ロシア有数の製油所が次々と破壊される被害が拡大している。
ウクライナの標的となったのは、カポトニャ製油所など。カポトニャ製油所はモスクワのガソリン需要の約4割、ディーゼル需要の約5割を賄う重要施設だ。
さらには西シベリアの石油関連施設もドローン攻撃。なんと前線から2000キロ以上も離れた地点だ。
ロイター通信が6月に入り、現地取材や関係団体などの話をまとめたデータによると、ウクライナのロシア攻撃においては、ロシア国内の13地域でガソリン不足が報告されている。
さらに別の情報では、全国約3万カ所の給油所のうち、4分の1で配給制や量数制限が実施されている。ロシアは世界有数の産油国でありながら、ガソリン輸入に追い込まれているというのだ。
国際軍事アナリストが解説する。
「ロシア政府はウクライナのドローン攻撃を認めつつ、ロシアの防空システムが効果を発揮し、被害を最小限に食い止めていると発表。プーチン大統領は強気の姿勢を崩さず、停戦に応じる姿勢を見せていません。ところが、過去になかったモスクワ爆撃とガソリン不足が重なり、国民の間に厭戦気分が広がりつつある。これが今後のプーチン体制にどう影響するかです」
このロシアの苦境に震え上がっているのが、北朝鮮である。公安関係者が明かす。
「北朝鮮はロシアと2024年に、ロシアの兵力不足と弾薬不足を援助するという約束で『軍事同盟』を結んでいます。そして今なお、1万4000人の兵をウクライナ戦線に派兵。これまで約7000人が死傷し、うち2500人が死亡したとされます。しかし北朝鮮はその見返りに、およそ2兆円をロシアから受け取ったといいます。さらに北朝鮮で不足していた原油、食料も得てきた。最新の科学兵器情報もです」
この蜜月関係ゆえに、困ったことになっているというのだが、
「つまり北朝鮮は昨年から今年にかけて、若い兵士の命をロシアに差し出す『人柱作戦』で、莫大な富を得てきたわけです。ところが一転して、ロシアはウクライナのドローン攻撃でガソリン不足に陥った。加えてロシアが経済の要とする原油は西側の制裁で買い叩かれた上、相次ぐ軍事支出で歳出が拡大し、赤字が深刻化した」(前出・国際軍事アナリスト)
ロシアはとても北朝鮮に軍資金を渡す余裕なし
昨年の財政赤字はGDP比2.6%の約5兆6000億ルーブル(約12兆4000億円)と、過去最大の赤字幅。ロシア経済の疲弊は特に、地方と庶民がひどい。ロシアの89の地域のうち、黒字計上は4地域のみだ。
ロシアメディア「イズベスチャ」によれば、昨年の段階でロシア人の個人ローン延滞額は日本円で2兆8000億円に上り、統計を取り始めた過去6年で最高額に達している。つまりロシア経済は地方を中心に、ズタボロになりつつあるということであり、とても北朝鮮に軍資金など渡す余裕がなくなってきた。
ヨーロッパのメディア関係者も言う。
「つまりロシアと北朝鮮の軍事同盟は儚い夢のごとく、今まさに消える寸前。北朝鮮はロシアが不調に陥れば再び超貧国に逆戻り、核ミサイル開発もままならなくなると怯えている」
ロシア・ウクライナ戦争で追い詰められていたウクライナは「窮鼠猫を噛む」で、この4年でドローン技術を世界最高レベルへと高めた。AIを搭載し、電波妨害下でも飛行可能な「リューティー」と、ジェット推進で時速600キロに達する高速型の「バールス」などだ。その超高性能ドローンがロシアばかりか、ウクライナ侵攻に加担する北朝鮮をも脅かしている。
(田村建光)
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